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「日本経済新聞」など大手メディアは、目の前の印象を過大評価し、
日銀が利上げすると言うとるのに、122日(火)は ろくすっぽ円高に行かなかったと言う。

「日銀の利上げ確率が急上昇するなかで円買いが勢いを欠いている。」
「市場は日銀の利上げの限界を見透かしている。」
「日銀が継続的に利上げするための条件はすぐにはそろいにくい。」
「投資家は安心して円売りを続けられる環境にある。」
「市場が1%以降の利上げに自信を持てない限りは円高にはならない。」

各社の「エコノミスト」「ストラテジスト」、ポンコツストは「高石トレード」「高石円安」、そして「高石首相の財政拡張路線=円安」と理由づけし、「円売り継続」と主張している。

【1】植田日銀は金融政策運営の変更に乗り出した
植田執行部は、金融政策を変更した。
為替の物価、金融政策への影響は下記のように変えた。

●これまでの想定問答集
為替の物価、金融政策への影響は、一時的な変動要因とみなして、事実上「基調的な物価上昇率」から除外していた。

(ⅰ)為替レートの短期的な動向にはコメントしないことにしております。
(ⅱ)為替を動かしている背後の経済要因を含めて、私どもの物価・経済見通しにどういう影響があるか、あるいは中心的な見通しの周りのリスクにどういう影響があるかということを日々分析をし、毎回の決定会合でそれを積み重ねて、そのうえで、各会合で判断していくという姿勢でございます。

●日銀植田執行部の政府への事前レク
為替の物価、金融政策への影響について、あたらしい問答集で改定した。
為替の物価への影響は一時的な変動要因ではなく、「基調的な物価上昇率」に影響する可能性をはじめて認めた。

1118日(火)午後330分~ 植田/高市会談
11
19日(水)午後610分~ 植田/片山/城内の3者会談

20251121日、衆議院財務金融委員会における植田総裁の答弁
(ⅰ)為替の動きと物価の関係、ということでございますけれども、申し上げるまでもなく、為替の円安の進行は輸入物価を押し上げまして、それが国内物価に転化されていくということにより、消費者物価の押し上げ要因になります。

(ⅱ)過去と比べますと、最近、企業の賃金・価格設定行動が積極化するという動きが目立っておりますので、為替変動が物価に及ぼす影響が大きくなる可能性がある点には留意が必要であると考えております。

(ⅲ)さらに申し上げれば、こうした経路を通じた物価上昇が、予想物価上昇率への影響を通じて、まぁ物価の、基調的な物価上昇率に影響する可能性についても、私ども留意していかないといけないと思っとります。

(ⅳ)こういったことを含めて、為替レート変動の物価への影響については、注意深く見ていきたいと思っております。

2025121日、名古屋の記者会見
(ⅰ)為替の物価、金融政策への影響でございますけれども、午前中の講演でも申し上げた通り、為替レートは円安に進みますと、輸入物価の上昇、それが国内価格に転嫁されるということから、もちろん物価押し上げ要因になります。

(ⅱ)さらに、企業の価格・賃金設定行動が積極化するもとで、その価格の反応が大きくなっている面、あるいはその可能性に注意が必要だとは考えています。

(ⅲ)また、予想物価上昇率への影響を通じて、場合によっては基調的物価上昇率に影響する可能性にも注意が必要だと思います。

(ⅳ)しっかりみていきたいと思っております。

日銀はこれまで、為替の物価、金融政策への影響を質問されても、「為替レートの短期的な動向にはコメントしない」と繰り返してきたが、日銀植田執行部の「事前レク」(1118日(火)午後330分~ 植田/高市会談、1119日(水)午後610分~ 植田/片山/城内の3者会談)からは、為替の物価、金融政策への影響を認めている。「基調的な物価上昇率」に影響する可能性をはじめて認めた。これは、植田日銀の金融政策運営の「ギア・チェンジ」を意味する。このあとの継続的な日銀利上げを示唆しています。

【2】行き過ぎた円安
当社はこのかんの円安を<行き過ぎた円安>と考えています。
日米2年債利回り格差と先行きの日米の金融政策スタンスの差から考えても行き過ぎています。

1030日(木)午後330分~植田総裁会見 153円 → 154円の円安
日本銀行金融政策決定会合後の総裁記者会見
  ↓
1118日(火)午後330分~植田/高市会談 155円台
植田和男日本銀行総裁、高市早苗首相の会談
  ↓
1119日(水)午後610分~三者会談 155円 → 157円の円安
植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の会談

市場人気の「短期バイアス」を原動力にしたこれまでの円安を、
差し当たり1030日以前に向けて、逆回転で、是正していく。
157円 → 155円」→「155円台」→「154 153円」を展望します。

当社「日報」は、122日(火)および123日(水)について
1ドル=156.00155.50155.00円」と予想した。

1ドル=155円台」は時間をかける(=物事が必要とする時間)と考えたからです。
ここで消化する必要がある商いを消化し、確認するところは慎重に分析しながら進む。

【3】米国債の利回りと為替(ドル円)
124日(木)「1ドル=155.40155.15154.90円」

消化する必要がある商いは「155円台」で消化する。
植田日銀は金融政策を変更したと考えています。

為替レート変動の重要な要因は内外金利差、さらには先行きの金融政策スタンスの差です。
為替レートの安定は、経済の持続的成長にとって、そして社会の安定にとって不可欠です。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

12/0325)  4.73   4.06   3.49   12/04 155.40155.15154.90
12/02
25)  4.74   4.09   3.51   12/03   155.84
12/01
25)  4.74   4.09   3.54   12/02   155.70
11/28
25)  4.67   4.02   3.47   12/01   155.87

11/2724)  Thanksgiving Day       11/28   156.63
11/26
25)  4.64   4.00   3.45   11/27   155.91
11/25
25)  4.67   4.01   3.43   11/26   156.38
11/24
25)  4.68   4.04   3.46   11/25   156.87
11/21
25)  4.71   4.06   3.51   11/24   振替休日

11/2025)  4.73   4.10   3.55   11/21   157.49
11/19
25)  4.75   4.13   3.58   11/20   157.29
11/18
25)  4.74   4.12   3.58   11/19   155.54 植田/片山/城内 3者会談
11/17
25)  4.73   4.13   3.60   11/18   155.34 植田/高市会談
11/14
25)  4.74   4.14   3.62   11/17   154.70

11/1325)  4.70   4.11   3.58   11/14   154.74
11/12
25)  4.67   4.08   3.56   11/13   155.03
11/11
25)  Veterans Day         11/12   154.28
11/10
25)  4.71   4.13   3.58   11/11   154.36
11/07
25)  4.70   4.11   3.55   11/10   153.93

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07   153.24
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80 植田総裁記者会見
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

本日121日(月)、植田和男総裁は名古屋において経済界代表者との懇談で挨拶します。
当社は日銀の金融政策そして現在の円相場について、持続可能性の観点からチェックします。

植田和男日銀総裁は「ハト派」「タカ派」と言うより、「チキン」と言われており、
本日121日(月)の講演と記者会見に不透明感があります。
場合によって予想外に変動するかもしれない。朝の「日報」は下記レンジを想定します。

121日(月)「1ドル=156.35156.00155.65円」

【参考資料】20251121日、植田総裁の答弁
衆議院財務金融委員会での質問「金融政策における為替の動向をどう認識しているのか?」

植田和男日本銀行総裁の答弁
「お答えします。えーっと、為替の動きと物価の関係、ということでございますけれども、申し上げるまでもなく、為替の円安の進行は輸入物価を押し上げまして、それが国内物価に転化されていくということにより、消費者物価の押し上げ要因になります。で、えと、過去と比べますと、最近、企業の賃金価格設定行動が積極化するという動きが目立っておりますので、為替変動が物価に及ぼす影響が大きくなる可能性がある点には留意が必要であると考えております。さらに申し上げれば、こうした経路を通じた物価上昇が、予想物価上昇率への影響を通じて、まぁ物価の、基調的な物価上昇率に影響する可能性についても、私ども留意していかないといけないと思っとります。こういったことを含めて、為替レート変動の物価への影響については、注意深く見ていきたいと思っております。」(※これが答弁の全て)

---------------------------------------

日銀が唱える「基調的な物価上昇率」とは、
一般的な経済指標の「消費者物価指数」などと異なり、日銀が評価する物価上昇率のこと。

日銀が目指しているのは、賃金上昇を伴った2%の物価安定目標。
円安は一時的なコストプッシュ要因とみなし、物価上昇の変動要因から除外した。
賃金上昇を伴った2%の物価安定目標が持続的に実現されるまで「デフレ脱却」でない。
緩和的な金融環境と財政出動が続くことになった。

現状について日銀は「基調的な物価上昇率は2%に向かって緩やかに上昇している」との見解。
植田総裁は1030日の金融政策決定会合後の記者会見で、来年の春闘の「賃金設定行動」が金融政策の手掛かりと主張した。

1121日の衆議院財務金融委員会における植田日銀総裁の答弁はショボイものだが、
この答弁で初めて、為替の円安が「基調的な物価上昇率」に影響を及ぼすことを認めた。

植田総裁は(ⅰ)為替の円安が輸入物価を押し上げ → (ⅱ)国内物価への転化 → (ⅲ)わが国の消費者物価の押し上げ → (ⅳ)円安が物価上昇に及ぼす影響が大きくなり予想物価上昇率にも影響し → (ⅴ)「基調的な物価上昇率」に影響する可能性、を認めた。

【1】本日121日(月)、植田和男総裁の講演と記者会見
名古屋での経済界代表者との懇談において植田和男日本銀行総裁 挨拶と記者会見がある。

もう一度、説明が求められると思います。
植田総裁が説明することを期待します。

東短リサーチの加藤出氏が言うように「足元のインフレは円安で押し上げられている面が大きい。」「円安を放置したまま、財政で物価高に対応してもきりがない。物価高対応は本来は金融政策で対処すべき問題だ。」「金融緩和の修正が遅い点が円安のかなりの要因だ。」

【2】米国債の利回りと為替(ドル円)
為替レート変動の重要な要因は内外金利差、さらには先行きの金融政策スタンスの差です。
為替レートの安定は、経済の持続的成長にとって、そして社会の安定にとって不可欠です。

本日121日(月)「1ドル=156.35156.00155.65円」
本日121日(月)の講演と記者会見に不透明感があります。
植田総裁が優柔不断であれば、予想外の動きになるかもしれない。
植田日銀の金融政策、そして現在の円相場について、持続可能性の観点からチェックし、当社の目標を追求します。

米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/2825)  4.67   4.02   3.47   12/01 156.35156.00155.65

11/2724)  Thanksgiving Day       11/28   156.63
11/26
25)  4.64   4.00   3.45   11/27   155.91
11/25
25)  4.67   4.01   3.43   11/26   156.38
11/24
25)  4.68   4.04   3.46   11/25   156.87
11/21
25)  4.71   4.06   3.51   11/24   振替休日

11/2025)  4.73   4.10   3.55   11/21   157.49
11/19
25)  4.75   4.13   3.58   11/20   157.29
11/18
25)  4.74   4.12   3.58   11/19   155.54
植田/片山/城内 3者会談
11/17
25)  4.73   4.13   3.60   11/18   155.34 植田/高市会談
11/14
25)  4.74   4.14   3.62   11/17   154.70

11/1325)  4.70   4.11   3.58   11/14   154.74
11/12
25)  4.67   4.08   3.56   11/13   155.03
11/11
25)  Veterans Day         11/12   154.28
11/10
25)  4.71   4.13   3.58   11/11   154.36
11/07
25)  4.70   4.11   3.55   11/10   153.93

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07   153.24
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
植田総裁記者会見
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

昨日1127日(木)の「日報」(為替)で、日本銀行の講演日程をお伝えした。
日程       講演者等          講演内容と記者会見
11
27日(木) 野口旭政策委員会審議委員  大分県金融経済懇談会における挨拶
12
01日(月) 植田和男日本銀行総裁    名古屋での経済界代表者との懇談における挨拶

ドル円レンジは1ドル=156.35155.85155.35円」と予想した。

本日も基本的に同じですが、昨日27日(木)の野口旭審議委員の講演が冴えなかったので、
本日1128日(金)は
1ドル=156.35156.10155.85円」とします。

【1】東短リサーチ(株)代表取締役社長 加藤 出(かとう・いずる)
本日1128日(金)「日本経済新聞」朝刊に東短リサーチ(株)の加藤 出インタビュー記事がある。※日本経済新聞は折角インタビューをしても、その収録日時を明示しないのは問題です。

東短リサーチ(株)の加藤 出(かとう・いずる)氏は、とてもまともな人です。

●国債市場で進む金利上昇の背景をどう見ますか。

加藤出「根底にはインフレ予想の高まりがある。インフレ下では日銀は国債保有額を減らさざるを得ず、一方で高市政権は積極財政を掲げ、基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を財政健全化の指標から外すと表明している。今後、国債発行が増えれば、需給環境の悪化からも長期金利が上昇しやすくなる。財政拡張に歯止めがかかるのかといった疑問も市場にある。」

「利上げを急がない姿勢を示した高市首相の過去の発言や、政府の会議の出席者から利上げに否定的なニュアンスが出ていることを受け、日銀の独立性が低下するのではないかとの懸念もある。市場には円安が止まりづらくなることで、インフレ率も高止まりするとの予想もあり、それも長期金利の上昇圧力になっている。」

●日銀の次の利上げ時期はいつと見ていますか。

加藤出「植田和男総裁の足元の物価への見方の変化や、審議委員の間に利上げに前向きな意見が広がっている状況などから、12月に利上げする可能性が20261月をやや上回ってきたとみる。」

「仮に1月も利上げできない状況になれば、政府による財政拡張の志向、従来の財政健全化目標の取り下げ、中央銀行の利上げへの不寛容な姿勢という3点セットがそろうことになる。一層の円安進行と長期金利の上昇につながる恐れがある。」

●政府の経済対策をどう評価しますか。

加藤出「物価高対応が補正予算の柱だが、足元のインフレは円安で押し上げられている面が大きい。」

「原油価格の変化を2020年初めから足元までで計算すると、円建てで37%上昇した一方、他の主要通貨建てでは逆に下がっている。円安により食品も顕著に値上がりしており、家計は圧迫されている。」

「円安を放置したまま、財政で物価高に対応してもきりがない。物価高対応は本来は金融政策で対処すべき問題だ。金融緩和の修正が遅い点が円安のかなりの要因であり、生活コストが上がり、家計の実質購買力が低下しているため、経済全体の勢いがそがれてしまっている。」

【2】米国債の利回りと為替(ドル円)
本日1128日(金)「1ドル=156.35156.10155.85円」

121日(月)植田和男日本銀行総裁 名古屋での経済界代表者との懇談における挨拶
人の力ではなく、時間を主人公にして、時間が物事をどのように解決するのかを見守ります。

そして、もう一度下記の目標を追求します。

為替レート変動の重要な要因は内外金利差、さらには先行きの金融政策スタンスの差です。
為替レートの安定は、経済の持続的成長にとって、そして社会の安定にとって不可欠です。
植田日銀の金融政策、そして現在の円相場について、持続可能性の観点からチェックし、当社の目標を追求します。

米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/2724)  Thanksgiving Day       11/28 156.35156.10155.85
11/26
25)  4.64   4.00   3.45   11/27   155.91
11/25
25)  4.67   4.01   3.43   11/26   156.38
11/24
25)  4.68   4.04   3.46   11/25   156.87
11/21
25)  4.71   4.06   3.51   11/24   振替休日

11/2025)  4.73   4.10   3.55   11/21   157.49
11/19
25)  4.75   4.13   3.58   11/20   157.29
11/18
25)  4.74   4.12   3.58   11/19   155.54
植田/片山/城内 3者会談
11/17
25)  4.73   4.13   3.60   11/18   155.34 植田/高市会談
11/14
25)  4.74   4.14   3.62   11/17   154.70

11/1325)  4.70   4.11   3.58   11/14   154.74
11/12
25)  4.67   4.08   3.56   11/13   155.03
11/11
25)  Veterans Day         11/12   154.28
11/10
25)  4.71   4.13   3.58   11/11   154.36
11/07
25)  4.70   4.11   3.55   11/10   153.93

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07   153.24
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
植田総裁記者会見
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

1119日(水)午後610分~「植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の三者会談」によって、その失望感から円安が進み、ドル円を「155 → 157円」に押し上げた。

当社は1120日(木)の「日報」で、植田日銀総裁、片山財務相、城内経財相の三者会談後のドル円について「1ドル=157.80157.35156.90円」と想定した。本日1121日(金)も同じく「1ドル=157.80157.35156.90円」です。

【1】行き過ぎた円安
このかん1118日(火)午後330分の植田日銀総裁/高市首相の会談で「1ドル=155円台」、1119日(水)午後610分の植田/片山/城内の三者会談で「1ドル=157円台」となった。

当社は、日米2年債利回り格差と先行きの日米の金融政策スタンスの差から見て、行き過ぎた円安と考えています。

1030日(木)午後330分~植田総裁会見 153 → 154円の円安
日本銀行金融政策決定会合後の総裁記者会見
  
1118日(火)午後330分~植田/高市会談 155円台
植田和男日本銀行総裁、高市早苗首相の会談
  
1119日(水)午後610分~三者会談 155 → 157円の円安
植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の会談

この円安について、日本経済新聞は「高石トレード」「高石円安」と揶揄し、「高石首相の財政拡張路線」で「理由づけ」している。しかし、これもドグマであり、一面観の報道と思います。「高石首相の財政拡張路線=円安」と言ってしまうと、物事の深さ、複雑さ、多面性が見えなくなってしまいます。

【2】時間を主人公にする
当社の分析は日本経済新聞とは異なります。1118日(火)午後330分~355分の植田日銀総裁と高市首相の会談、そして、19日(水)午後610分~植田/片山/城内の三者会談が続き、日本銀行と政府の印象が過度に強調されてしまった。

市場は短期バイアスでそれに反応した。外為市場で「1ドル=155.00154.60154.20円」の要衝を持ちこたえられなくなった。そういうことだろうと考えています。

これを是正するには、当社には何の力もないので、時間を主語、主人公にします。
人の力ではなく、時間を主人公にして、時間が物事をどのように解決するのかを見守ります。

1ドル=157.80157.35156.90円」
このレンジで、時間が物事をどのように解決するするのか、時間を主人公にします。

そして、もう一度、あらためて下記の目標を追求します。
為替レート変動の重要な要因は内外金利差、さらには先行きの金融政策スタンスの差です。
為替レートの安定は、経済の持続的成長にとって、そして社会の安定にとって不可欠です。
植田日銀の金融政策、そして現在の円相場について、持続可能性の観点からチェックし、当社の目標を追求します。

【3】米国債の利回りと為替(ドル円)
今朝も米2年債利回りが低下しています。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/2025)  4.73   4.10   3.55   11/21 157.80157.35156.90
11/19
25)  4.75   4.13   3.58   11/20   157.29
11/18
25)  4.74   4.12   3.58   11/19   155.54
植田/片山/城内 3者会談
11/17
25)  4.73   4.13   3.60   11/18   155.34 植田/高市会談
11/14
25)  4.74   4.14   3.62   11/17   154.70

11/1325)  4.70   4.11   3.58   11/14   154.74
11/12
25)  4.67   4.08   3.56   11/13   155.03
11/11
25)  Veterans Day         11/12   154.28
11/10
25)  4.71   4.13   3.58   11/11   154.36
11/07
25)  4.70   4.11   3.55   11/10   153.93

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07   153.24
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
総裁記者会見
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

昨日1119日(水)午後610分~
植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の三者会談で「なにも出てこなかった」ことを確認したあと、市場は深い失望感で「1ドル=155.00154.60154.20円」の要衝を持ちこたえることができなくなった。

【1】1119日(水)植田/片山/城内の三者会談
このかんの円安です。

1030日(木)午後330分~植田総裁会見 153円 → 154円の円安
日本銀行金融政策決定会合後の総裁記者会見
  ↓
1118日(火)午後330分~植田/高市会談 155円台
植田和男日本銀行総裁、高市早苗首相の会談
  ↓
1119日(水)午後610分~三者会談  155円 → 157円の円安
植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の会談

本日1120日(木)の「1ドル=157円台」の円安は、昨日19日午後610分の三者会談から始まっています。「日本経済新聞」は「高石トレード」「高石円安」と揶揄し、「高石首相の財政拡張路線」で「理由づけ」していますが、実際には、日本銀行植田執行部の円安です。

【2】日本銀行について気がかりなこと
日本銀行の金融政策=植田総裁は物価の安定を目標していない

極端に言えば、目の前の物価上昇が続き、日本国民がインフレで火だるまになっても、日本銀行が目指している「積極的な価格転嫁と賃上げ」「賃金と物価の相互作用」「積極的な賃金設定行動」が確認できないと「基調的な物価上昇率ではない」として、「利上げできない」理屈です。

もう一つ、気がかりなことは、インフレに対する金融政策の経験がないこと

日本経済はバブル崩壊以降、1990年代から2025年までの35年間、インフレの発生から収束に至る全過程の包括的な経験がない。日本銀行のスタッフにも、インフレ対応、インフレに対する金融政策の経験がない。

日本銀行はここ35年間「デフレ下の経済減速」の処方箋を求められてきた。目の前の「インフレ下の経済減速」に対して経験知の蓄積がない。インフレによって成長ペースが鈍化しても「デフレ脱却と緩和的な金融環境による下支え」が続き、金融政策の正常化が遅れる可能性が高い。インフレの経験、インフレに対する政策を知らないことで、適応までに時間がかかる。

そういう意味で、昨日1119日(水)午後610分~の 植田和男日本銀行総裁、片山さつき財務相、城内実経済財政担当相の三者会談で「なにも出てこなかった」ことは、市場は失望感で反応した。それに歯止めをかけるものがなかった。

【3】本日1120日(木)について
1ドル=155.00154.60154.20円」の要衝を持ちこたえることができなかったので、
1ドル=157.80157.35156.90円」

あらためて、ここからもう一度、下記の目標を追求します。
為替レート変動の重要な要因は内外金利差、さらには先行きの金融政策スタンスの差です。
為替レートの安定は、経済の持続的成長にとって、そして社会の安定にとって不可欠です。
植田日銀の金融政策、そして現在の円相場について、持続可能性の観点からチェックし、当社の目標を追求します。

【4】米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

11/1925)  4.75   4.13   3.58   11/20 157.80157.35156.90
11/1825)  4.74   4.12   3.58   11/19   155.54 植田/片山/城内 3者会談
11/17
25)  4.73   4.13   3.60   11/18   155.34 植田/高市会談
11/14
25)  4.74   4.14   3.62   11/17   154.70

11/1325)  4.70   4.11   3.58   11/14   154.74
11/12
25)  4.67   4.08   3.56   11/13   155.03
11/11
25)  Veterans Day         11/12   154.28
11/10
25)  4.71   4.13   3.58   11/11   154.36
11/07
25)  4.70   4.11   3.55   11/10   153.93

11/0625)  4.69   4.11   3.57   11/07   153.24
11/05
25)  4.74   4.17   3.63   11/06   154.04
11/04
25)  4.67   4.10   3.58   11/05   153.49
11/03
25)  4.69   4.13   3.60   11/04   154.38
10/31
25)  4.67   4.11   3.60   11/03   文化の日

10/3025)  4.65   4.11   3.61   10/31   154.10
10/29
25)  4.61   4.08   3.59   10/30   152.80
総裁記者会見
10/28
25)  4.55   3.99   3.47   10/29   151.60
10/27
25)  4.57   4.01   3.48   10/28   152.57
10/24
25)  4.59   4.02   3.48   10/27   153.00

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