当社は「高市早苗政府の金融政策、財政政策が柔軟になる」ことを期待します。
想定レンジは5月8日(金)と同じです。
●ベッセント米財務長官
日本では5月12日(火)に高市早苗首相および片山さつき財務相と都内で会談する。
他の政府当局者や民間部門の関係者とも会い、両国の経済関係について話し合うという。
5月13日(水)には韓国で、中国の何立峰副首相と会談を行う。
その後、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席との首脳会談に同行するため、北京へ向かうとしている。
●日本銀行
日本銀行植田執行部は、先の4月30日に公表した「経済・物価情勢の展望」で、「金融政策運営については、基調的な物価上昇率が2%に近づいているなか、現在の実質金利がきわめて低い水準にあることを踏まえると、経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」としている。ただ、利上げを見送っているので、物価上昇率に対して実質金利はマイナスで推移し、日銀が言う「緩和的な金融環境」は継続している。
当社では、円安によるインフレ・リスクを安定させるためには迅速に利上げ(6月)に動く必要があると考えています。日本銀行植田和男執行部は物価の安定が最終的に日本経済の持続的な成長に貢献することを意識しながら金融政策を運営することを期待します。
●高市早苗政府
日本銀行の金融政策運営が景気や物価に与える影響ばかりが議論されているが、政府の財政政策が物価に及ぼす影響もある。高市政府の財政政策に対して、日本銀行がその財政行動に追随するとき、日銀に独立性はなく、物価水準は不安定になる虞がある。
通貨の安定のためには、財政の持続可能性への信認が不可欠だが、潜在成長率の低下傾向、高齢化・少子化の進展、社会的分断現象等の環境変化を踏まえると、財政バランス維持に必要なコンセンサスの形成は容易ではない。財政の持続可能性に対する信頼が低下すると、究極的には通貨の安定性が損なわれる。財政の持続可能性への信頼を維持できるかどうかは直接的には政府と議会の意思にかかっている。高市早苗政府は、日本国債と日本円を安定させる方向に、金融政策と財政政策を柔軟に転換する必要があると考えています。
●当社の立場と意見
先入観をいだかず、先回りもせず、予想の確度の向上を目指します。
今週は北京で、トランプ米大統領と習近平中国国家主席が会談します。
米国債の利回りと為替(ドル円)
片山さつき財務相の「為替も投機、原油も投機、介入によって市場をコントロールできる」という根拠のない思い込みは「化け物」のように感じています。
想定レンジは5月8日(金)と同じです。
5月11日(月)「1㌦=157.35-156.85-156.35円」
米国 米30年債 米10年債 米2年債
日本
日付 利回り 利回り 利回り 日付 東京仲値
05/08(26) 4.95 4.38 3.90 05/11 157.35-156.85-156.35
05/07(26) 4.97 4.41 3.92 05/08 157.05
05/06(26) 4.94 4.36 3.87 05/07 156.38
05/05(26) 4.98 4.43 3.93 05/06 振替休日
05/04(26) 5.02 4.45 3.95 05/05 こどもの日
05/01(26) 4.97 4.39 3.88 05/04 みどりの日
04/30(26) 4.98 4.40 3.88 05/01 157.14
04/29(26) 4.98 4.42 3.92 04/30 160.39
04/28(26) 4.94 4.36 3.84 04/29 昭和の日
04/27(26) 4.94 4.35 3.78 04/28 159.54
04/24(26) 4.91 4.31 3.78 04/27 159.56
04/23(26) 4.92 4.34 3.83 04/24 159.84
04/22(26) 4.90 4.30 3.79 04/23 159.37
04/21(26) 4.89 4.30 3.78 04/22 159.21
04/20(26) 4.88 4.26 3.72 04/21 159.01
04/17(26) 4.88 4.26 3.71 04/20 159.01
04/16(26) 4.93 4.32 3.78 04/17 159.42
04/15(26) 4.89 4.29 3.76 04/16 158.82
04/14(26) 4.87 4.26 3.76 04/15 158.91
04/13(26) 4.90 4.30 3.78 04/14 159.23
04/10(26) 4.91 4.31 3.81 04/13 159.88
04/09(26) 4.90 4.29 3.78 04/10 159.30
04/08(26) 4.89 4.29 3.79 04/09 158.92
04/07(26) 4.90 4.33 3.81 04/08 158.65
04/06(26) 4.89 4.34 3.84 04/07 159.85
04/03(26) 4.91 4.35 3.84 04/06 159.77