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昨日421日(火)は一斉に「日銀利上げ 4月→6月」のニュースが流れた。

ロイター 2026420午後 6:18 GMT+9
日銀が427日、28両日に開催する金融政策決定会合で、追加利上げを見送る公算が大きいことが20日、分かった。中東情勢を巡る​不確実性がなお残り、利上げを急ぐ必要はないとの判断が‌浮上している。物価上振れ圧力への対処も求められるなか、停戦協議の先行きにも左右されるが、ぎりぎりまで情勢を見極めた上で最終判断す​るとみられる。複数の関係筋が明らかにした。

時事通信 20264210851分配信
日銀が42728両日に開く金融政策決定会合で、追加利上げを見送る方向で検討に入ることが20日、分かった。中東情勢の緊迫化が長引き、先行き不透明感が依然として払拭できないためだ。日銀は、米国とイランの停戦交渉の行方などを会合ぎりぎりまで見極めた上で最終判断する。 日銀内では、少なくとも6月の会合まで待つべきだとの意見がある。

日本経済新聞 2026421 16:16
日銀が42728日に開く金融政策決定会合で、政策金利を0.75%で据え置く公算が大きくなった。中東情勢の混迷が続くなかで日本の経済・物価情勢に与える影響をまだ見極めきれず、追加利上げの是非の判断は次回の6月会合に持ち越す。

ブルームバーグ 2026421 at 18:20 JST
日本銀行は今月の金融政策決定会合で、中東情勢による経済・物価への影響が不透明な状況を踏まえ、政策金利を0.75%程度に据え置く公算が大きい。物価の上振れリスクが意識される中、利上げ姿勢は維持する見通しだ。複数の関係者への取材で分かった。

おそらく日本銀行植田和男執行部の「リーク」=地ならしだと思います。
高市早苗政府の経済金融、財政政策も柔軟になることを期待し、当社もそれに合わせます。

●日銀「4月利上げ見送り」「6月延期に向けた地ならし」
日銀は4月会合で政策据え置き、利上げ姿勢は維持-関係者
ブルームバーグ(伊藤純夫、藤岡徹)の記事を転載します。

日本銀行は4月の金融政策決定会合で、中東情勢による経済・物価への影響が不透明な状況を踏まえ、政策金利を0.75%程度に据え置く公算が大きい。物価の上振れリスクが意識される中、利上げ姿勢は維持する見通しだ。複数の関係者への取材で分かった。

関係者によると、米国とイランの対立の行方は依然として不透明で、ホルムズ海峡の閉鎖が一段と長期化し、原油や化学製品などの供給制約に直面するリスクも無視できない。原油高に伴う物価上昇が一時的か、持続的なものかを現時点で判断することは難しいという。

政策判断は中東情勢に大きく左右されるため、前提となる見通しを含めて直前まで情報やデータを見極めて利上げの必要性を判断すると関係者は語った。42728日の会合で政策金利の据え置きを決めても、次の6月会合も視野に利上げ姿勢を維持する可能性が高いとしている。

日本の政策金利は主要7カ国(G7)で最も低く、実質金利は極めて低い水準にある。原油高による物価の上振れと海外への所得移転などに伴う景気の下振れの両方向のリスクに直面している中で、金融政策判断は他の主要中銀よりも複雑なものにならざるを得ない状況だ。

今月会合で議論する新たな経済・物価見通しでは、消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)について、原油高を主因に2026年度を大きめに上方修正する公算が大きいと関係者は指摘した。緩和的な金融環境の継続が物価上昇圧力を一段と強める可能性があり、引き続き利上げで緩和調整を進めていく姿勢を維持する方針だという。

中長期的に賃金と物価が共に緩やかに上昇していく構図を大きく見直す必要はないと現時点で日銀はみている。政策判断で重視している基調的な物価上昇率が2%を上抜けていくことを回避するためにも、今月の利上げが適切との主張が日銀内にある。

円相場は1ドル=160円前後で推移しており、2024年夏に当局が為替介入に踏み切った水準に近い。円安の継続はさらなる物価上昇圧力につながり得るため、4月会合での日銀の情報発信のあり方を左右する要因となる可能性がある。 

日本銀行は、円安によるインフレ・リスクを安定させるために、より迅速な利上げに動く必要がある。高市早苗政府の財政政策のスタンスも、日本国債と日本円を安定させる方向に転換する必要がある。そして、高市政府の経済金融、財政政策が柔軟になることを期待します。
日銀が「4月利上げ見送り」「6月延期に向けた地ならし」なら、当社もそれに合わせます。

今後は「6月利上げに向けた行程」として分析します。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
4
22日(水)「1㌦=159.75159.25158.75円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

04/2126)  4.89   4.30   3.78   04/22 159.75159.25158.75
04/20
26)  4.88   4.26   3.72   04/21   159.01
04/17
26)  4.88   4.26   3.71   04/20   159.01

04/1626)  4.93   4.32   3.78   04/17   159.42
04/15
26)  4.89   4.29   3.76   04/16   158.82
04/14
26)  4.87   4.26   3.76   04/15   158.91
04/13
26)  4.90   4.30   3.78   04/14   159.23
04/10
26)  4.91   4.31   3.81   04/13   159.88

04/0926)  4.90   4.29   3.78   04/10   159.30
04/08
26)  4.89   4.29   3.79   04/09   158.92
04/07
26)  4.90   4.33   3.81   04/08   158.65
04/06
26)  4.89   4.34   3.84   04/07   159.85
04/03
26)  4.91   4.35   3.84   04/06   159.77

04/0226)  4.88   4.31   3.79   04/03   159.70
04/01
26)  4.91   4.33   3.81   04/02   158.72
03/31
26)  4.88   4.30   3.79   04/01   158.87
03/30
26)  4.91   4.35   3.82   03/31   159.88
03/27
26)  4.98   4.44   3.88   03/30   159.99

03/2626)  4.93   4.42   3.96   03/27   159.60
03/25
26)  4.89   4.33   3.84   03/26   159.52
03/24
26)  4.94   4.39   3.90   03/25   158.66
03/23
26)  4.91   4.34   3.83   03/24   158.47
03/20
26)  4.96   4.39   3.88   03/23   159.52

03/1926)  4.83   4.25   3.79   03/20   春分の日
03/18
26)  4.88   4.26   3.76   03/19   159.88
03/17
26)  4.85   4.20   3.68   03/18   159.19
03/16
26)  4.86   4.23   3.68   03/17   159.37
03/13
26)  4.90   4.28   3.73   03/16   159.43

米イラン協議が合意しなかったことで、週明け13日(月)の市場は「米ドル買い」に動いた。
当社はそれには同調せず、日銀「4月利上げ」をテーマに臨むことを提起した。
引き続き、日本銀行「4月利上げ」に向けた行程として分析します。

●日本銀行「4月利上げ」に向けた行程
日本銀行政策委員会金融政策決定会合: 427日(月) - 428日(火)

植田和男総裁の日程
4
13日(月)~419日(日) IMF・世界銀行 春季会合
2026 Spring Meetings of the International Monetary Fund (IMF) and the World Bank Group
4
16日(木) 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の植田総裁記者会見

【重要】 日銀が物価見通しの大幅引き上げ検討へ
「ブルームバーグ」414(火)1810、伊藤純夫、藤岡徹の記事

日本銀行は4月に示す新たな経済・物価見通しについて、中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の高騰を主因に消費者物価の大幅な引き上げを検討する見込みだ。複数の関係者への取材で分かった。

日銀は42728日の金融政策決定会合で四半期に一度の経済・物価情勢の展望(展望リポート)を議論し、最新の見通しを示す。具体的な修正幅は原油価格の動向や前提の置き方で変わり得るが、中東情勢の影響が直ちに収束することは見込みづらく、2026年度は大きめの上方修正が検討される方向だ。

前回1月の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)の見通しは、2026年度が前年比1.9%上昇、2027年度が2.0%上昇だった。関係者によると、原油高による海外への所得移転などで景気の下振れリスクが意識されており、実質国内総生産(GDP)の下方修正が検討される可能性があるという。従来の見通しはそれぞれ1.0%増、0.8%増だった。

決定会合では利上げの有無が焦点だが、日銀は重視する基調的な物価上昇率の動向を入念に点検して是非を判断すると関係者は語った。原油高の基調的物価上昇率への影響は、景気下押しに伴う下振れと予想インフレ率の上昇を通じた上振れの双方向が考えられるとしており、両者のバランスと中東情勢の行方を直前まで見極めるという。

このブルームバーグの記事にも「葛藤」がある。413日(月)の「第101回信託大会」における植田総裁挨拶文にも「葛藤」があった。日本銀行「4月利上げ」に向けた行程はそういう「葛藤」を含んだプロセスとして進行しています。これに対して、天真爛漫な「円の独歩安」と「円売り」を唱えているのが「日本経済新聞」です。

「日本経済新聞」(吉野彩夏、加藤真央)
「日本経済新聞」415日(水)0200、吉野彩夏、加藤真央の記事

「日本は利上げに対するスタンスが相対的に消極的なほか、中東混迷に伴う資源高騰も円売りを促している。」「日本には貿易赤字が膨らむとの懸念で円に売り圧力がかかりやすくなっている。」「円高に傾く要因はほぼ見当たらない。しばらくは円売りに押される展開が続きそうだ」と記した。そして、413日(月)の「第101回信託大会」における植田和男総裁挨拶(代読 日本銀行副総裁氷見野良三)についても恣意的で悪質な抜粋をおこない、「日銀の4月利上げの可能性は低い」と断定した。

この記事は本日415日(水)「日本経済新聞」9面に掲載されている。「日本経済新聞」(吉野彩夏、加藤真央)の記事は、マーケットの分析であるにもかかわらず「葛藤」が感じられない。「天真爛漫なのか、馬鹿なのか」という作文です。

日本銀行「4月利上げ」に向けた行程は「葛藤」を含んだプロセスとして進行します。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
4
15日(水)「1㌦=159.30158.95158.60円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

04/1426)  4.87   4.26   3.76   04/15 159.30158.95158.60
04/13
26)  4.90   4.30   3.78   04/14   159.23
04/10
26)  4.91   4.31   3.81   04/13   159.88

04/0926)  4.90   4.29   3.78   04/10   159.30
04/08
26)  4.89   4.29   3.79   04/09   158.92
04/07
26)  4.90   4.33   3.81   04/08   158.65
04/06
26)  4.89   4.34   3.84   04/07   159.85
04/03
26)  4.91   4.35   3.84   04/06   159.77

04/0226)  4.88   4.31   3.79   04/03   159.70
04/01
26)  4.91   4.33   3.81   04/02   158.72
03/31
26)  4.88   4.30   3.79   04/01   158.87
03/30
26)  4.91   4.35   3.82   03/31   159.88
03/27
26)  4.98   4.44   3.88   03/30   159.99

03/2626)  4.93   4.42   3.96   03/27   159.60
03/25
26)  4.89   4.33   3.84   03/26   159.52
03/24
26)  4.94   4.39   3.90   03/25   158.66
03/23
26)  4.91   4.34   3.83   03/24   158.47
03/20
26)  4.96   4.39   3.88   03/23   159.52

03/1926)  4.83   4.25   3.79   03/20   春分の日
03/18
26)  4.88   4.26   3.76   03/19   159.88
03/17
26)  4.85   4.20   3.68   03/18   159.19
03/16
26)  4.86   4.23   3.68   03/17   159.37
03/13
26)  4.90   4.28   3.73   03/16   159.43

03/1226)  4.88   4.27   3.76   03/13   159.26
03/1126)  4.86   4.21   3.64   03/12   159.09
03/10
26)  4.78   4.15   3.57   03/11   158.23

03/0926)  4.72   4.12   3.56   03/10   157.73
03/05
26)  4.77   4.15   3.56   03/09   158.71


米イラン協議が合意しなかったことで「米ドル買い」に走るかもしれないが・・
当社はそうした市場人気とは異なり、4月「日銀利上げ」に向けた行程をメインに予想します。

●日本銀行「4月利上げ」に向けた行程
当社は年初1月の「日報」から、金融政策調整の可能性があるのは「4月」と予想してきた。
日本銀行金融政策決定会合:
427日(月) - 428日(火)

日本銀行は、円安によるインフレリスクを安定させるために、迅速な利上げに動く必要がある。
(ⅰ)もはや「それ行けドンドン」の円安ではない。
(ⅱ)日本銀行植田執行部も高市早苗政府も、物価の安定が優先する。

赤沢亮正経済産業相
4
10日(日)のNHK「日曜討論」で、第一ライフ資産運用経済研究所(旧:第一生命経済研究所)の熊野英生は「為替を円安から円高に、(ドル円を)10 - 15%引き下げる政策をすれば食料品まで広範囲に物価抑制できる」と述べた。赤沢亮正経済産業相は「日銀の物価目標はかなり近くなっている。その中で、実質金利はかなり低い状態なので、経済に及ぼす影響を見ながら今おっしゃったような方向で考えていくのも一つの選択肢としてはあり得ると思う」と応えた。

植田和男総裁の日程
4
13日(月)1515 101回信託大会 挨拶 植田総裁(氷見野副総裁代読)
4
13日(月)~419日(日) IMF・世界銀行 春季会合
2026 Spring Meetings of the International Monetary Fund (IMF) and the World Bank Group
 416日(木) 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の植田総裁記者会見

外為市場のドル円は、もはやそれいけドンドンではない。
当社は、日本銀行の「4月利上げ」が焦点になると考えています。

●米国の消費者物価指数(CPI
米国においても、米イラン戦争が物価指数を押し上げている。
4
10日(金) 米労働省労働統計局(BLS)発表

月次        前年同月比   コア指数(エネルギー食品を除く)

03月(2026)     3.3%       2.6% 上昇
02
月(2026)     2.4%       2.5
01
月(2026)     2.4%       2.5
12
月(2025)     2.7%       2.6
11
月(2025)     2.7%       2.6
10
月(2025)      --         --
09
月(2025)     3.0%       3.0

●米国債の利回りと為替(ドル円)
4
13日(月)「1㌦=159.90159.60159.30円」

外為市場のドル円は、もはやそれいけドンドンの円安ではない。
当社は日本銀行の「4月利上げ」が焦点と考えています。その観点でレンジを予想します。

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

04/1026)  4.91   4.31   3.81   04/13 159.90159.60159.30

04/0926)  4.90   4.29   3.78   04/10   159.30
04/08
26)  4.89   4.29   3.79   04/09   158.92
04/07
26)  4.90   4.33   3.81   04/08   158.65
04/06
26)  4.89   4.34   3.84   04/07   159.85
04/03
26)  4.91   4.35   3.84   04/06   159.77

04/0226)  4.88   4.31   3.79   04/03   159.70
04/01
26)  4.91   4.33   3.81   04/02   158.72
03/31
26)  4.88   4.30   3.79   04/01   158.87
03/30
26)  4.91   4.35   3.82   03/31   159.88
03/27
26)  4.98   4.44   3.88   03/30   159.99

03/2626)  4.93   4.42   3.96   03/27   159.60
03/25
26)  4.89   4.33   3.84   03/26   159.52
03/24
26)  4.94   4.39   3.90   03/25   158.66
03/23
26)  4.91   4.34   3.83   03/24   158.47
03/20
26)  4.96   4.39   3.88   03/23   159.52

03/1926)  4.83   4.25   3.79   03/20   春分の日
03/18
26)  4.88   4.26   3.76   03/19   159.88
03/17
26)  4.85   4.20   3.68   03/18   159.19
03/16
26)  4.86   4.23   3.68   03/17   159.37
03/13
26)  4.90   4.28   3.73   03/16   159.43

03/1226)  4.88   4.27   3.76   03/13   159.26
03/1126)  4.86   4.21   3.64   03/12   159.09
03/10
26)  4.78   4.15   3.57   03/11   158.23

03/0926)  4.72   4.12   3.56   03/10   157.73
03/05
26)  4.77   4.15   3.56   03/09   158.71

昨日225日(水)は1ドル=156.35155.60154.85円」と予想した。
本日26日(木)も考えを引き継ぎ、ひとつひとつクリアしたいと思います
日本銀行の「金融政策正常化」を展望し、現状を分析します。

【1】昨日225日、高市政府の「国会同意人事提示」について
高市政府は225日(水)、日本銀行政策委員会の審議委員候補に中央大学名誉教授の浅田統一郎と青山学院大学教授の佐藤綾野を充てる国会同意人事案を衆参両院に提示した。

●浅田統一郎も佐藤綾野も、どちらも「知らない人」だった
「日本銀行」のウェブサイトでも、「日本銀行金融研究所」のウェブサイトでも、浅田統一郎と佐藤綾野を検索しても「検索条件に一致するものは見つかりませんでした。」 高市早苗首相は一般的に知られていない人をひっぱってきた。

調べてみると・・
野口旭審議委員の後任の浅田統一郎20234月、自民党の財政政策検討本部で財政について講演した。中川順子審議委員の後任の佐藤綾野20232月、自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勉強会で講師を務めた。

●浅田統一郎(1954515 -
20213月、不況期こそ積極財政と日銀の国債買い支えで経済を成長軌道に乗せよ。(週刊金融財政事情)2021年の藤井聡京都大教授との対談では「国の財政を中央銀行と一体として考える統合政府でみれば、日銀の保有国債は政府の借金ではない。」
2023
4月に開かれた自民党の財政政策検討本部で財政について講演。本部長を務めた西田昌司参議院議員のホームページによると、浅田氏は、コロナ禍の不況の時こそ、積極財政と金融緩和が重要と主張。不況時には減税や政府支出の拡大や金融緩和を組み合わせた「反緊縮的」な財政金融政策の必要性について説明したという。

●佐藤綾野
リフレ派で元日銀審議委員の原田泰氏との共著がある。
2023
2月「責任ある積極財政を推進する議員連盟」勉強会資料「今、日本経済に必要なこと」
自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勉強会で講師を務め、当時1ドル=130円程度だった為替について円安メリットを強調するとともに、マイナス金利政策など金融緩和政策の維持の重要性を訴えた。政府が「貯蓄から投資」を積極的に行い、その剰余金を活用すべきだ-外国為替資金特別会計(外為特会)の運用を主張。外貨準備は不必要に積んである。
広範で持続的な賃上げが確認されるまで現状維持。

金融政策の失敗は、大きな変化を見誤っているときときに生じる。
支配的な経済理論も変化している。日本銀行政策委員会がどのように機能するかは、議長である総裁の運営方針と委員の個性に依存する。うまくやってもらえたら良いと思う。
但し、人事に衆院の優越はない。人事は参院で過半数の賛成が必要です。

日本銀行政策委員会金融政策決定会合の日程
当社は4月決定会合での利上げを予想しています。
当面の金融政策決定会合
20260318日(水) - 0319日(木)
2026
0427日(月) - 0428日(火)●
2026
0615日(月) - 0617日(火)
2026
0730日(木) - 0731日(金)

【2】本日のドル円のレンジについて
(ⅰ)金融政策
日本銀行は、円安によるインフレリスクを安定させるために、より迅速な利上げに動く必要がある。日銀が異次元緩和で市中に膨らんだマネタリーベースも縮小し、緩和的な金融環境を正常化する必要がある。

(ⅱ)財政政策
政府の財政政策のスタンスも、日本国債と日本円を安定させる方向に転換する必要がある。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
本日26日(木)は狭い範囲でもみあう可能性が高い。
226日(木)「1ドル=156.35156.15155.95円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

02/2526)  4.70   4.05   3.45   02/26 156.35155.15155.95
02/24
26)  4.70   4.04   3.43   02/25   155.83 日銀審議委員後任人事
02/23
26)  4.70   4.03   3.43   02/24   154.86

02/2026)  4.72   4.08   3.48   02/23   天皇誕生日

02/1926)  4.70   4.08   3.47   02/20   155.15
02/18
26)  4.71   4.09   3.47   02/19   154.79

02/1726)  4.68   4.05   3.43   02/18   153.24 高市内閣 2.0
02/16
26)  Washington's Birthday     02/17   153.34
02/13
26)  4.69   4.04   3.40   02/16   153.09 高市/植田会談

02/1226)  4.72   4.09   3.47   02/13   152.95
02/1126)  4.82   4.18   3.52   02/12   153.33
02/10
26)  4.78   4.16   3.45   02/11   建国記念の日
02/09
26)  4.85   4.22   3.48   02/10   156.17
02/06
26)  4.85   4.22   3.50   02/09   156.96
.
                      02/08       衆院投開票
02/05
26)  4.85   4.21   3.47   02/06   156.82
02/04
26)  4.91   4.29   3.57   02/05   156.85
02/03
26)  4.90   4.28   3.57   02/04   156.07
02/02
26)  4.90   4.29   3.57   02/03   155.60
01/30
26)  4.87   4.26   3.52   02/02   155.29

01/2926)  4.85   4.24   3.53   01/30   153.66
01/28
26)  4.85   4.26   3.56   01/29   153.15
01/27
26)  4.83   4.24   3.53   01/28   152.47
01/26
26)  4.80   4.22   3.56   01/27   154.33
01/23
26)  4.82   4.24   3.60   01/26   154.85

01/2226)  4.84   4.26   3.61   01/23   158.62 レートチェック
01/21
26)  4.87   4.26   3.60   01/22   158.27
01/20
26)  4.91   4.30   3.60   01/21   158.25
01/19
26)  Martin Luther King, Jr's Day 01/20   158.19 超長期債が急落

01/1626)  4.83   4.24   3.59   01/19   157.55

●「日本経済新聞」の一面観
「日本経済新聞」は21日(日)、22日(月)、23日(火)と連日にわたり、高市早苗首相が川崎市内での演説で言及した「円安で外為特会の運用がホクホク」を取り上げ、それが「円売りを呼び込んでいる」と伝えた。

たしかに、高市首相の「外為特会の運用がホクホク」発言は稚拙であった。
しかし、それに対する「日本経済新聞」の見解もドグマ化、一面観に陥っている。

本日23日(火)朝刊2面は、大仰で、ヒドイ記事になっています。
「外為特会 頼れる財源?」「余剰金 既に活用/取り崩しは介入に相当」「円に売り、一時1155円台/レートチェック効果半減」、「外為特会の運用がホクホク」発言で円安になったと主張する。

22日(月)の外為市場で円を売る動きが再び強まり、一時1㌦=155円台半ばを付けた。前週末の高市早苗首相の為替相場に関する発言が円安を肯定したと受け止められ、日米で連携して取り組む円安是正に対する疑念が市場で拡大。投機筋の円売りを呼び込んだ。」

日本経済新聞は「日米で連携して取り組む円安是正に対する疑念」と主張しているが、当社の立場では、外国為替よりも「金利上昇」に対する日米連携と考えています。このかんの日米連携は「120日の日本国債の急落」が起点であった。現在もその危機感は共有していると思います。

120日の日本国債急落の衝撃
1
23日(金)から26日(月)の金融市場で、日米連携で「レートチェック」に動いた。
その起点は、120日の日本国債急落の衝撃だったと推測しています。

このときブルームバーグは以下のように伝えた。
「ベッセント米財務長官は120日、日本国債の売りが進む中、片山さつき財務相と協議したと明らかにした。日本国債の下落は米国債市場にも波及したとの見方を示した。

「ベッセント米財務長官は世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)出席に合わせ、現地でFOXニュースとのインタビューに応じ、『私は日本の経済担当カウンターパートと連絡を取っている。日本側から市場を落ち着かせる発言が出てくることを確信している』と述べた。120日の米国債市場では、ニューヨーク時間午前1022分現在、10年債利回りが約5ベーシスポイント(bp1bp0.01%)上昇の4.27%。一時は昨年8月以来の高水準を付けた。

「片山財務相はこの日、『市場を安定させるためのことはやってきているし、これからもやることは必ず約束できる』と述べ、市場に冷静な対応を呼び掛けた。ヘッジファンドマネジャーとして数十年のキャリアを持つベッセント氏は、日本の債券市場で過去2日間に「6標準偏差」の値動きが起きたと話した。米国市場に置き換えれば、10年債利回りが50bp急上昇するのに相当するという。『米市場の反応を、日本で国内要因によって起きている動きと切り分けるのは極めて難しい』とベッセント氏は述べ、『日本の金利は大幅に上昇している』と付け加えた。

金融市場の思惑は、債券市場、外為市場へ、いわば「モグラ叩き」のように連鎖し、不安定化して行く。日本国債の暴落=金利急騰は、米国を含む世界の金利に上昇圧力をかける。

当社は、金利安定化、金融安定化に焦点があったと考えています。
外国為替よりも「金利上昇」に対する日米連携。
日本に脆弱性があったので、米国も連携したと思います。
したがって、高石早苗首相が131日(土)、「外為特会の運用がホクホク」と稚拙な発言をしようとも、高石首相がなんと言おうと、金融市場をめぐる日米連携は継続していると推測しています。日本は、市場を安定させるためのことはやってきているし、これからもやるということ。

日米連携を前提にして、当社「日報」は昨日2日(月)1ドル=155.55155.15154.75と予想した。とくに1ドル=155.75155.55155.35円」のところは要衝です。

●「1ドル=155.75155.55155.35円」
1
30日(金)の転回
(ⅰ)トランプ米大統領は次期FRB議長にケビン・ウォーシュを指名
(ⅱ)ゴールド(金)、シルバー(銀)が劇的な急落

22日(月)の米国ISM製造業総合景況指数
ISM
製造業総合景況指数が予想外に強い内容になった。新規受注や生産が着実な伸びに支えられ、2022年以来の高水準となった。過去3年にわたり低迷してきた製造業が回復軌道にあるとの期待が高まった。米企業の収益に対する楽観的な見方が広がった。

「米製造業活動は、厳しい冬から抜け出しつつあるようだ」
「新規受注が上向いていることを踏まえると、今回の復活は本物かもしれない」

日本経済新聞は本日3日(火)も高市早苗首相の「円安で外為特会の運用がホクホク」を取り上げ、それが「円売りを呼び込んでいる」と主張しているが、実際はそれによって国際市場が左右されているわけではない。

日本経済新聞が「衆院選」絡みで話題にしたいのはわかる。
しかし、「外為特会の運用がホクホク」発言は、相場要因ではない。
それが「市場テーマ」というわけでもない。
無理やり「焦点」にするのは、一面観のドグマ。

当社「日報」は、このかんの日米連携を踏まえてレンジを想定しています。
1ドル=155.55155.15154.75あたりを目安にしています。
要衝は1ドル=155.75155.55155.35円」にあると考えています。
※実際の値動きで、それを検証します。間違っていれば訂正します。

23日(火)「1ドル=155.75155.55154.35円」

米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

02/0226)  4.90   4.29   3.57   02/03 155.75155.55155.35
01/30
26)  4.87   4.26   3.52   02/02   155.29

01/2926)  4.85   4.24   3.53   01/30   153.66
01/28
26)  4.85   4.26   3.56   01/29   153.15
01/27
26)  4.83   4.24   3.53   01/28   152.47
01/26
26)  4.80   4.22   3.56   01/27   154.33
01/23
26)  4.82   4.24   3.60   01/26   154.85

01/2226)  4.84   4.26   3.61   01/23   158.62 植田総裁記者会見
01/21
26)  4.87   4.26   3.60   01/22   158.27
01/20
26)  4.91   4.30   3.60   01/21   158.25
01/19
26)  Martin Luther King, Jr's Day 01/20   158.19

01/1626)  4.83   4.24   3.59   01/19   157.55

01/1526)  4.79   4.17   3.56   01/16   158.77
01/14
26)  4.79   4.15   3.51   01/15   158.58
01/13
26)  4.83   4.18   3.53   01/14   159.26
01/12
26)  4.83   4.19   3.54   01/13   158.28
01/09
26)  4.82   4.18   3.54   01/12   成人の日

01/0826)  4.85   4.19   3.49   01/09   157.14
01/07
26)  4.82   4.15   3.47   01/08   156.85
01/06
26)  4.86   4.18   3.47   01/07   156.66

01/0526)  4.85   4.17   3.46   01/06   156.71
01/02
26)  4.86   4.19   3.47   01/05   157.29

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