2026年07月

●ロシア・ウクライナ戦争
ウクライナ当局は、714日(火)までの9日間で、ロシア船舶116隻を無人ドローンで攻撃したと発表した。それによって、アゾフ海、ケルチ海峡、そして黒海の「ロシア穀物輸出」の一つの幹線が停止した。消費国はロシアやウクライナの黒海沿岸積みを供給先から除外するので、世界市場の穀物供給量に影響が出る。小麦相場はロシア・ウクライナ戦争のリスク・プレミアムを上乗せしています。

CBOTトウモロコシ先物は629-30日の「7月限受渡通知初日」前の建玉整理で今夏の「底値」を出しています。「小麦/トウモロコシ」の価格差から見て、穀物需要はトウモロコシをサポートする可能性が高い。

●米ガルフのベーシス水準も上昇
今朝の米ガルフは(ⅰ)CBOT先物の上昇と(ⅱ)ベーシス水準の上昇で、2重の上昇になった。

米国現地 2026715日(水)
Gulf Coast Ports
Louisiana
Cash Bids
          Change       Basis     Change
07
月  5.3850 - 5.4750  up 9-up 15     +91U to +100U  unch-up 6
08
月  5.4550 - 5.5150  up 9-up 15     +98U to +104U  unch-up 6
08
月  5.4650 - 5.5150  up 10-up 14     +99U to +104U  up 1-up 5
09
月  5.5150 - 5.5550  up 9-up 11     +104U to +108U  unch-up 2
09
月  5.5450 - 5.5550  up 10       +107U to +108U  up 1
10
月  5.6550 - 5.6750  up 9-up 11     +96Z to  +98Z  unch-up 2
11
月  5.6550 - 5.6750  up 9-up 11     +96Z to  +98Z  unch-up 2
11
月  5.6650 - 5.6750  up 10        +97Z to  +98Z  up 1

前年同期と比較 米国現地 2025716日(水)
Gulf Coast Ports Louisiana
Cash Bids
          Change       Basis     Change
07
月  4.9425 - 4.9625  up 14-up 4     +89U to  +91U  unch
08月  4.9225 - 4.9525  up 5-up 7      +87U to  +90U  up 1-up 3
09月  4.9425 - 4.9525  up 7        +89U to  +90U  up 3
10月  4.9900 - 5.0000  up 6.25-up 3.25   +75Z to  +76Z  up 2-dn 1
11月  5.0000 - 5.0100  up 4.25       +76Z to  +77Z  unch
11月  5.0200 - 5.0500  up 6.25-up 8.25   +78Z to  +81Z  up 2-up 4

【1】米国農産物先物の相場表
米国現地2026715日(水)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 720'00 +42'00  677'50 +32'50  447'50 +9'00  08月限 1202'25 +9'50
12月限 2026 733'25 +40'75  692'00 +32'25  469'50 +9'00  09月限 1192'25 +11'00
03
月限 2026 743'25 +39'00  703'50 +31'75  484'25 +8'50  11月限 1201'75 +10'75
05
月限 2026 747'25 +36'25  707'75 +29'75  492'50 +8'25  01月限 1215'75 +10'75

米国現地2026714日(火)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 678'00 +11'75  645'00 +9'75  438'50 -2'50  08月限 1192'75 -4'00
12月限 2026 692'50 +11'25  659'75 +9'25  460'50 -2'75  09月限 1181'25 -4'00
03月限 2026 704'25 +10'75  671'75 +8'50  475'75 -2'75  11月限 1191'00 -3'75
05月限 2026 711'00 +10'25  678'00 +8'00  484'25 -2'00  01月限 1205'00 -3'75

米国現地2026713日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 666'25 -10'00  635'25 -5'00  441'00 +1'50  08月限 1196'75 +5'00
12月限 2026 681'25 -9'00  650'50 -4'00  463'25 +2'25  09月限 1185'25 +4'00
03月限 2026 693'50 -8'25  663'25 -3'00  478'50 +2'75  11月限 1194'75 +4'00
05月限 2026 700'75 -7'75  670'00 -2'75  486'25 +2'50  01月限 1208'75 +4'00

米国現地2026710日(金)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 676'25 +22'00  640'25 +20'50  439'50 +8'00  08月限 1191'75 +14'00
12
月限 2026 690'25 +22'00  654'50 +20'50  461'00 +9'00  09月限 1181'25 +11'25
03
月限 2026 701'75 +21'25  666'25 +19'75  475'75 +8'50  11月限 1190'75 +9'25
05月限 2026 708'50 +20'50  672'75 +19'25  483'75 +7'50  01月限 1204'75 +9'00

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
日付 9限値段   出来高  9限建玉 12限建玉 3限建玉 5限建玉  総取組高

07/15 4.4750
07/14
 4.3850  289,546  602,477 750,161 174,081  48,267 1707,063
07/13
 4.4100  470,503  611,672 750,676 169,893  45,823 1709,137

07/10 4.3950  613,303  628,660 743,946 170,287  45,040 1716,533
07/09
 4.3150  374,599  627,617 738,178 169,957  43,636 1706,249
07/08
 4.3500  415,420  633,345 738,128 166,719  42,866 1708,021
07/07
 4.4375  507,524  639,662 741,449 163,161  42,008 1711,613
07/06
 4.3825  516,046  641,119 740,025 164,773  43,993 1714,836

07/03 Independence Day
07/02
 4.2300  360,243  645,467 743,073 164,669  43,664 1720,522
07/01
 4.2275  373,904  651,627 744,487 164,225  42,348 1726,220
06/30
 4.1675  683,328  648,651 753,621 163,884  42,033 1732,038
06/29
 4.1025  645,704  661,937 750,707 164,540  39,453 1745,142

06/26 4.2175  791,175  662,276 751,202 160,263  38,022 1800,765
06/25
 4.2425  707,389  666,808 744,946 162,511  38,140 1904,789
06/24
 4.1575  519,539  645,979 732,596 160,366  37,595 1910,212
06/23
 4.1775  572,340  636,199 726,362 159,296  37,538 1921,004
06/22
 4.1975  554,597  633,407 718,284 160,424  36,455 1936,196

06/19 Juneteenth National Independence Day
06/18
 4.2525  503,196  623,052 704,544 160,596  34,918 1943,669
06/17
 4.2950  587,241  619,183 703,436 157,025  33,312 1960,357
06/16
 4.2250  742,466  609,260 684,477 154,804  32,589 1958,771
06/15
 4.2275  532,793  582,347 671,331 153,006  30,530 1946,842


「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)については、誰もが思いつくことです。
当社「日報」でも22日(月)~212日(木)、下記のようにお伝えしたことがあります。

202622日(月)「日報」(為替)
日本政府の為替介入が焦点になっていますが、以下の点が「市場テーマ」になる公算が大きい。

(ⅰ)金融政策
日本銀行は円安によるインフレリスクを安定させるために迅速な利上げに動く必要がある。

(ⅱ)財政政策
高市政府の財政政策のスタンスも日本国債と日本円を安定させる方向に転換する必要がある。

(ⅲ)公的年金基金
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本国債を購入すること。GPIFの現行の投資計画では、日本株、外国株、日本債、外国債にそれぞれ25%ずつ、均等に資産を配分し、名目賃金の伸び率を1.9ポイント上回るリターンを目標としている。この配分を変更すれば日本国債と日本円、日本への資金還流を示すシグナルとなる。

当社が「年金運用」に言及したのはこのときだけです。
2
12日以降は(ⅲ)のGPIFを市場テーマから取り下げた。
金融政策、そして財政政策の問題をスリかえることにつながるからです。

そして、710日(金)、片山さつき財務大臣兼内閣府特命担当大臣の閣議後の記者会見を契機に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が円債投資を拡大させるとの思惑が発生した。

710日(金)、突如、「GPIFの国内資産の運用を増やす」とか「年金基金が円債を買う」と取り沙汰し、市場の一部が円高・債券高の思惑に動いた。

【1】710日(金)の片山さつきの記者会見(GPIF
710日(金)の片山さつき記者会見の質疑応答は次のようなものであった。

2026710日(金)片山さつき財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の質疑応答
(問)先ほど来出ている骨太の方針、取りまとめが進められていると思うんですけれども、この中で成長投資については財政負担を伴うからこそ、その成果を金融面で国民が享受することが重要だと考えます。財務金融担当大臣としての見解をお願いできればと思います。

(答)財務大臣兼金融担当大臣としてお答えをいたします。まさに高市政権の下で日本経済が新たな成長型経済に移行する過程で「金利のある世界」になっておりまして、従来から株式市場も堅調でしたが、このところも非常に堅調に動いております。こういった流れを受けて国民が日本経済の成長の果実を直接に享受できるように、まず家計ですね、そしてGPIFをはじめとする年金基金により日本の金融資産にさらなる投資をしていただくという方向で後押しをする方策を追求したいというふうに考えております。この点に関しては従来から党内でも、それから他党でも、あるいは諮問会議の先生方からも要望が出ておりますが、日本の個人向け国債の商品性見直し、新商品の設計を早急に具体化して進めたいと思っております。日本国債の魅力向上方針ということです。それからGPIFにつきましては私だけでできることではありませんが、政府内でもきちっと意思統一をして話をしていきたいと思っております。財務省・金融庁として今おっしゃったような成長の果実を国民が享受するということは非常に重要でございますので、成長と国民の資産形成の好循環をつくるという新しいパッケージで促進をしてまいりたいというふうに考えています。

【2】713日(月)のロイター記事
ロイターは713日(月)、「片山さつき財務相が表明した年金基金による国内投資強化策」について次のように伝えた。

政府関係者は(片山さつき)発言の主眼は「骨太ショック」の沈静化にあったと​明らかにした。
片山さつき財務相が発言した背景には、「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案​が報じられたことに端を発する金利上昇と円安があったという。

630日に公表した原案で、歴代政権が言及してきた「財政健全化」の文字が消失。高市早苗政権が日本銀行の政策金利引き上げに‌対して否定的との見方も改めて広がり、円安・債券安が一層加速した。経済官庁幹部は「長期金利の上昇をどう抑えるかを検討した結果、突然GPIFの話が出てきた」と明かした。

政府関係者の一人は713日(月)、「市場がここまで反応するとは思わなかった」とした上で、「片山氏の発言は運用割合(ポートフォリオ)の変更まで想定したものでは​なかった」と認めた。「投資強化策について検討する」以上に大きく踏み込んだ発信は難しいとの認識を示した。直ちにGPIF中期目標改定といった具体的な動きにはつながらない見通し。

「金利上昇は許さないという政府のメッセージ発信は成功した。」
「実際にポートフォリオを変更するなどの動きが見えなければ、市場はすぐに失望するだろう。」今後の市場動向によっては具体策の実現を目指す可能性があるともした。

【3】714日(火)の片山さつきの記者会見(GPIF
2026714日(火)片山さつき財務大臣兼内閣府特命担当大臣記者会見の質疑応答
(問)GPIFについて2点お伺いいたします。先日の会見で大臣、GPIFなどの年金基金によって日本の金融資産をさらに投資していただきたいというふうなことをおっしゃっていたかと思いますけれども、その分、外国資産の保有が減ることになるかと思うんですが、外国債券、外国株、減らす対象として念頭にあるものはありますでしょうか。もう1点、法令などを踏まえるとGPIFの資産構成割合を変更するのは難しいというふうな声も出ておりますけれども、実現可能性についてはどのようにお考えでしょうか。

(答)実現云々につきましては私も申し上げたとおり、もちろんGPIFにはGPIFのルールがあるのはよく分かっています。昨日、官房長官がおっしゃったように運用環境が大きく変わるなどの可能性があれば、そういうことも含めて適時適切に検証が行われなきゃいけないので、当然そういうことですよ。全く不磨の大典でも何でもないので、環境が変わっているということの中には今のように我々の成長戦略を強力に推し進めれば日本円資産というのは有利になっていく、そういう政策を政権としてとっているんだから可能性としてはそういう検証が行われたり、必要があれば修正が行われるということはあるというのは官房長官がおっしゃったとおりですが、基本的にはGPIFさんのルール、それから厚労省のお考え方とかというのもあるので、いろいろとしっかりと相談はしていきたいと思っております。概観云々につきましては特に今申し上げることはございません。

(問)関連してなんですけれども、大臣、前回の会見の際にGPIFをはじめとする年金基金による日本の金融資産のさらなる投資の後押しをする方向を追求したいとおっしゃって、ちょっと気になるんですけれども、これは国内外の株式債券をいずれも25%とする基本ポートフォリオについて見直しを念頭に置いたご発言だったのでしょうか。

(答)それも昨日多分官房長官に対するご質問で皆さんそれをご確認なさりたかったんだと思うんですけれども、今私が申し上げたことと同じでございまして、基本ポートフォリオに関しては策定時に想定した様々な条件ですね、環境が大きく変わったら、きちっとそれについて適時適切に検証を行わなきゃいけないルールですから、これは不磨の大典ではないので、長官が申し上げているということに尽きると思います。

(問)追加でお尋ねさせていただきたいんですが、昨年9月にまとめられました日米財務大臣の共同声明の中で年金基金等のその他の政府投資主体による海外への投資は引き続きリスク調整後のリターンや分散化の目的で行われ、競争上の目的のために為替レートを目標としないことに合意したというふうにあるんですが、前回の会見でのGPIFに関する発言はこの声明に則ったものでしょうか。

(答)この声明については全く変更はないですし、日米は相変わらず非常に緊密に話をしております。

(問)GPIFに関してなんですけれども、でき得る手段として基本ポートフォリオの見直し以外にどういったものが大臣の中でお考えになられると。

(答)これは主管が厚労大臣でもありますし、そういうことをご疑問の方が多いので官房長官もお答えになったので、それを超えるものを財務・金融の方で申し上げるのもかえってよろしくないので、せっかく今成長戦略で日本の価値が高まる方向に行っているわけですから、そのことからある程度ご想像いただければありがたいと思います。ですから全体の政策としては整合的な方向に行っているので、恐らく市場からもこれだけのご支持があったのではないかと思っております。

【4】ポジショントーク
総じてポジショントークです。勝手気儘に解釈している。
7
10日(金)以降、一部の市場人気が短期的な円高を画策しているように見えます。

片山さつき恐らく市場からもこれだけのご支持があったのではないかと思っております。」
ブルームバーグ「片山さつき財務相と上野賢一郎厚生労働相は714日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成割合(ポートフォリオ)の修正に前向きな姿勢を示した。発言を受け、円と債券が上昇に転じた。

ロイター「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針をめぐり、関係閣僚が714日の閣議後会見で相次いで発言した。直接所管する上野賢一郎厚生労働相がGPIFの基本資産構成割合(基本ポートフォリオ)について、運用環境は策定時‌の想定から大きく乖離していないと説明する一方、10日の会見で国内金融資産への投資強化を追求すると表明した片山さつき財務相兼金融相は「不磨の大典ではない」と述べ、見直しの可能性を探る考えを示した。両氏ともに検討の必要性には言及したものの、スケジュールを含めた具体策には踏み込まなかった。
日本経済新聞「上野賢一郎厚生労働相は714日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオ(資産構成割合)について『専門的な見地から毎年度、適時適切に検証している。今後必要があれば見直しの検討を進める』と述べた。『現在の運用環境は基本ポートフォリオが想定しているものから大きく乖離(かいり)しているとは考えていない』と話し、早期の基本ポートフォリオの見直しに慎重な姿勢を示した。

【5】米国債の利回りと為替(ドル円)
本日715日(水)は上下があっても「1㌦=162.15円」あたりと考えています。
715日(水)「1㌦=162.45162.15161.85円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

07/1426)  5.08   4.58   4.18   07/15 162.45162.15161.85
07/13
26)  5.10   4.62   4.26   07/14   162.34
07/10
26)  5.06   4.56   4.21   07/13   162.13


米国コーンベルトの平均的な品種は、出芽後約6065日で絹糸抽出(R1)、125130日で完熟(R6)に達します。

CBOTトウモロコシ先物は629-30日の「7月限受渡通知初日」前の建玉整理で今夏の「底値」を出しています。「小麦/トウモロコシ」の価格差から見ても、穀物需要はトウモロコシをサポートする可能性が高い。

【1】米国農産物先物の相場表
米国現地2026714日(火)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 678'00 +11'75  645'00 +9'75  438'50 -2'50  08月限 1192'75 -4'00
12月限 2026 692'50 +11'25  659'75 +9'25  460'50 -2'75  09月限 1181'25 -4'00
03月限 2026 704'25 +10'75  671'75 +8'50  475'75 -2'75  11月限 1191'00 -3'75
05月限 2026 711'00 +10'25  678'00 +8'00  484'25 -2'00  01月限 1205'00 -3'75

米国現地2026713日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 666'25 -10'00  635'25 -5'00  441'00 +1'50  08月限 1196'75 +5'00
12月限 2026 681'25 -9'00  650'50 -4'00  463'25 +2'25  09月限 1185'25 +4'00
03月限 2026 693'50 -8'25  663'25 -3'00  478'50 +2'75  11月限 1194'75 +4'00
05月限 2026 700'75 -7'75  670'00 -2'75  486'25 +2'50  01月限 1208'75 +4'00

米国現地2026710日(金)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 676'25 +22'00  640'25 +20'50  439'50 +8'00  08月限 1191'75 +14'00
12
月限 2026 690'25 +22'00  654'50 +20'50  461'00 +9'00  09月限 1181'25 +11'25
03
月限 2026 701'75 +21'25  666'25 +19'75  475'75 +8'50  11月限 1190'75 +9'25
05月限 2026 708'50 +20'50  672'75 +19'25  483'75 +7'50  01月限 1204'75 +9'00

米国現地202679日(木)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 654'25 +9'00  619'75 +12'00  431'50 -3'50  08月限 1177'75 -15'50
12
月限 2026 668'25 +8'50  634'00 +10'75  452'00 -4'25  09月限 1170'00 -13'50
03
月限 2026 680'50 +8'75  646'50 +9'50  467'25 -4'25  11月限 1181'50 -10'75
05
月限 2026 688'00 +8'25  653'50 +8'25  476'25 -4'00  01月限 1195'75 -10'00

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
日付 9限値段   出来高  9限建玉 12限建玉 3限建玉 5限建玉  総取組高

07/14 4.3850
07/13
 4.4100  470,503  611,672 750,676 169,893  45,823 1709,137

07/10 4.3950  613,303  628,660 743,946 170,287  45,040 1716,533
07/09
 4.3150  374,599  627,617 738,178 169,957  43,636 1706,249
07/08
 4.3500  415,420  633,345 738,128 166,719  42,866 1708,021
07/07
 4.4375  507,524  639,662 741,449 163,161  42,008 1711,613
07/06
 4.3825  516,046  641,119 740,025 164,773  43,993 1714,836

07/03 Independence Day
07/02
 4.2300  360,243  645,467 743,073 164,669  43,664 1720,522
07/01
 4.2275  373,904  651,627 744,487 164,225  42,348 1726,220
06/30
 4.1675  683,328  648,651 753,621 163,884  42,033 1732,038
06/29
 4.1025  645,704  661,937 750,707 164,540  39,453 1745,142

06/26 4.2175  791,175  662,276 751,202 160,263  38,022 1800,765
06/25
 4.2425  707,389  666,808 744,946 162,511  38,140 1904,789
06/24
 4.1575  519,539  645,979 732,596 160,366  37,595 1910,212
06/23
 4.1775  572,340  636,199 726,362 159,296  37,538 1921,004
06/22
 4.1975  554,597  633,407 718,284 160,424  36,455 1936,196

06/19 Juneteenth National Independence Day
06/18
 4.2525  503,196  623,052 704,544 160,596  34,918 1943,669
06/17
 4.2950  587,241  619,183 703,436 157,025  33,312 1960,357
06/16
 4.2250  742,466  609,260 684,477 154,804  32,589 1958,771
06/15
 4.2275  532,793  582,347 671,331 153,006  30,530 1946,842

06/12 4.2075  538,072  568,326 655,100 145,888  31,113 1925,981
06/11
 4.2000  766,257  559,520 645,926 135,725  31,342 1920,170
06/10
 4.2775  613,879  527,302 633,586 132,626  31,232 1911,454
06/09
 4.2750  676,650  493,313 630,203 131,315  30,352 1911,454
06/08
 4.2750  652,786  458,810 621,519 129,024  28,342 1893,476

(1)

当社は「米イラン協議」について、「プロレスの興行」のようなものと考えてきた。
「場外乱闘」や「反則技」もあるかもしれないが、それによって「中止」になることはない。

その観点から6月から7月の月替わりでブレント原油9月限「71.5579.70ドル」を想定した。 
ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」にサポートがあるとお伝えした。

そのあと、7月中旬~下旬について「71.5579.70ドル」レンジでは狭すぎるので、
7
9日(木)の「日報」で、ブレント原油9月限「71.5582.25ドル」に拡張した。

※考え方をおおざっぱに記したもので、数字の厳密さを主張するものではない。

(2)

本日714日(火)の意見
ブレント原油9月限「71.5582.25ドル」を据え置きます。
このあとも興行が続くなら、戻した上値は買う必要がないと思います。
今週の34日間は見るつもりです。

米国とイランについて、確かめなければならないことがある。
目標値と想定レンジの引き上げについては慎重であるべきだと考えています。

当社は、トランプ大統領について、イランに対し一歩も引けないところに追い詰められたように見える。トランプが、ここで一歩でも引けば、ホルムズ海峡はイランのものになる。
トランプは、ホルムズ海峡をイランに与えた大統領になる。

それを避けようと空爆や海上封鎖を実施しても、トランプが求めるような譲歩をイランから引き出すのはむずかしい。

限定的な範囲を超えた大幅なエスカレーションは、全面戦争の懸念がある。
戦争を本格再開しても、トランプがこの戦争から何を得られるのか不透明です。
イランは将来の交渉に向けて、橋頭堡を築くことが目標になる。
当社はこれまで、米イラン双方ともに「終わりの見えない経済的‌消耗」と「政治的な不確実性」は避けようとする。「米イラン協議」について「プロレスの興行」のようなものと考えてきた。

今週の34日間は目標値と想定レンジを変更せず、様子を見るつもりです。

(3)

トランプ大統領は713日(月)、ホルムズ海峡付近においてイランの港湾に出入りする船に対する海上封鎖を再開し、同海峡を通過するすべての貨物について20%の対価を受け取ると発表した。

海上封鎖は米東部時間714日午後4時(日本時間15日午前5時)から実施する。
トランプは自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「米国は今後『ホルムズ海峡の守護者』として知られることになるが、公平を期すため、この非常に不安定な地域に安全と治安を提供する任務の遂行に必要なあらゆる費用のため、すべての輸送貨物について20%の割合で対価を受ける」と表明。「そのプロセスと仕組みの形成は直ちに始まる」と付け加えた。

イランのアッバス・アラグチ外相はこのトランプの発言を次のように評価した。「米大統領は完全に正しい。ホルムズ海峡で商船の安全航行を確保する者は誰であれ、そのサービスへの対価を受け取るべきだ。」

アラグチ外相は続けて「イランは常に海峡の守護者だったし、これからも永遠にそうあり続ける。」そして「20%はもちろん高過ぎる。私たちは公平に対応する」と付け足した。

イラン軍最高司令部ハタム・アル・アンビヤは、米国がホルムズ海峡の「管理に干渉する」ことは許さないと表明していた。同司令部のイブラヒム・ゾルファガリ報道官は、イランメディアが報じた声明で、同海峡における米国の「度重なる冒険主義と悪意ある行動」が「地域の安全保障、国際貿易、石油タンカーや商船の航行を深刻な危険にさらしている」と主張。米国とのいかなる協力も、イランの主権に対する「戦争」行為とみなされるとし、紛争が拡大すれば「戦争の炎は地域全体の国々を巻き込むことになる」と警告した。

713日(月)のトランプ大統領の「ホルムズ海峡制圧」「20%徴収」の声明が何を意味すのか不明です。

ロイター通信によると、国際海事機関(IMO)の報道官は「IMOは国際航行に利用される海峡の通過料徴収に断固として反対する」と述べた。そして「単に海峡を通過するためだけに義務的な通行料を導入する法的根拠は一切ない」と付け加えた。

プロレスラーがののしり合っているように見える。
ホルムズ海峡の支配権をめぐる米国とイランの争いは、両国の戦争終結の取り組みを頓挫させる可能性があるが、一歩も引けないところに追い詰めていると思います。イランは将来の交渉に向けて、橋頭堡を築くために何でもする公算が大きい。

(4)

米国とイランの覚書(MoU)と協議が、このあとも続いて行くなら、ブレント9月限「71.5582.25ドル」予想の基本を据え置きます。このあとも興行が続くなら、戻した上値を買う必要はないと思います。

しかし、この点は今週の34日間様子を見て、確認します。
ペルシャ湾岸諸国からなんらかの動きがあると思います。


228日、米・イスラエルが共同でイラン攻撃。
イランはその後、イスラエルと湾岸地域の米国の標的および同盟国を攻撃した。
米国とイランは617日、戦争終結に向けた協議を促進することを目的とした「覚書」(MoU)に署名した。

7月相場のレンジ、ブレント原油9月限「71.5582.25ドル」
(ⅰ)当社は「米イラン協議」について、「プロレスの興行」のようなものと考えてきた。「場外乱闘」や「反則技」もあるかもしれないが、それによって「中止」になることはない。興行が続いているとき、2月末の米国とイスラエル共同のイラン攻撃以前の値段に下がることはない。
→ ブレント原油9月限では「70.7671.55ドル」がサポートになる。

(ⅱ)米イラン双方ともに「終わりの見えない経済的‌消耗」と「政治的な不確実性」は避けようとする。このため興行を中止にしない。
 7月相場のレンジとして、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」を想定した。

  7月中旬~下旬のレンジについて「71.5579.70ドル」では狭すぎるので、
  7
9日(木)の「日報」で、ブレント原油9月限「71.5582.25ドル」に拡張した。

現在、7月相場レンジについて、ブレント9月限「71.5582.25ドル」を想定しています。

●インサイドデイをめぐるテクニカルな思惑
ICEブレント原油先物は78日(水)、9日(木)が「インサイドデイ」であったことから、
7
10日(金)は9月限を「75.44ドル」以下に押し込もうとした。

週末710日(金)のICEブレント原油先物は、売り方が無理をして、商いが薄くなったところを9月限「75.44ドル」以下に押し込んだ。これはテクニカルな思惑であり、こういう技術的な策動は継続することはない。

本日713日(月)は高寄りしているので、大丈夫です。

ICEブレント9月限「71.5582.25ドル」レンジを想定します。
粘ばい(ねばい)動きが継続します。

ICEブレント原油先物 2026713日(月)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  78.00
10
月限 2026  78.35
11
月限 2026  77.53
12
月限 2026  76.77
01
月限 2027  76.28
02
月限 2027  75.80
03
月限 2027  75.24

ICEブレント原油先物 2026710日(金)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  76.15  77.52  75.22  76.01  75.22  -0.68
10
月限 2026  76.06  77.35  75.24  76.03  75.27  -0.53
11
月限 2026  75.76  76.87  74.96  75.80  75.09  -0.40
12
月限 2026  75.40  76.36  74.63  75.50  74.82  -0.63
01
月限 2027  74.99  75.88  74.28  75.17  74.31  -0.42
02
月限 2027  74.64  75.40  73.92  74.82  73.97  -0.40
03
月限 2027  74.28  74.93  73.57  74.47  73.79  -0.23

ICEブレント原油先物 202679日(木)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  78.99  79.25  75.58  76.30  75.90  -3.58
10
月限 2026  78.60  78.67  75.52  76.20  75.80  -3.13
11
月限 2026  77.93  78.09  75.26  75.87  75.49  -2.84
12
月限 2026  77.50  77.55  74.99  75.55  75.45  -2.35
01
月限 2027  76.85  77.07  74.68  75.22  74.73  -2.30
02
月限 2027  76.33  76.59  74.34  74.87  74.37  -2.29
03
月限 2027  75.92  76.12  74.01  74.53  74.02  -2.21

ICEブレント原油先物 202678日(水)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  76.17  80.59  75.44  78.02  79.48  +3.54
10
月限 2026  75.93  79.83  75.22  77.57  78.93  +3.21
11
月限 2026  75.60  79.01  74.91  77.03  78.31  +2.93
12
月限 2026  75.27  78.32  74.62  76.60  77.80  +2.75
01
月限 2027  74.88  77.72  74.33  76.20  77.03  +2.34
02
月限 2027  74.58  77.14  74.03  75.81  76.66  +2.32
03
月限 2027  74.26  76.64  73.67  75.43  76.23  +2.23

●本日713日(月)のプラッツドバイ原油について
ICEブレント原油とプラッツドバイ原油の価格差は、原油相場が上昇するときに縮小する。
プラッツドバイ原油はブレント原油との価格差を詰めるので、値動きが拡大します。

本日713日(月)のプラッツドバイ原油は、ICEブレント原油との価格差を詰めます。

プラッツドバイ原油7月限
=「ブレント原油9月限」に対し「-6.5ドル」→「-5.5ドル」に詰める可能性が高い。

プラッツドバイ原油8月限
=「ブレント原油10月限」に対し「-4.60ドル」→「-4.00ドル」に詰める可能性が高い。

プラッツドバイ原油1番限7月限は「1カ月間の平均値」を基準にしますが、
プラッツドバイ原油2番限8月限、3番限9月限は、ディスカウントの価格差を詰めて上昇するので、中東原油の値動きが拡大すると思います。

プラッツドバイ原油(CMEのデータ)
CMEのデータを記します。
以下、省略


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