2026年02月

アジア向け中東原油の2月査定価格が確定した。

●ドバイ原油スポット価格の1カ月間の平均値(プラッツ社査定価格)

02月(2026)    68.404ドル
01月(2026)    61.969ドル

12月(2025)    62.046ドル
11
月(2025)    64.473ドル
10
月(2025)    64.999ドル
09
月(2025)    70.011ドル
08
月(2025)    69.385ドル

20262月査定価格とサウジ原油
20262月査定価格
2026
2月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       68.404ドル +6.435
2026
2月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  68.150ドル +5.981
2026
2月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     68.277ドル +6.208

サウジ原油 20262月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   68.277ドル + 1.95 70.227ドル  +6.008
アラブ・エキストラライト  68.277ドル + 0.80 69.077ドル  +5.908
アラブ・ライト       68.277ドル + 0.30 68.577ドル  +5.908
アラブ・ミディアム     68.277ドル ― 0.85 67.427ドル  +5.908
アラブ・ヘビー       68.277ドル ― 2.20 66.077ドル  +5.908

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20261月査定価格とサウジ原油
20261月査定価格
2026
1月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       61.969ドル -0.077
2026
1月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  62.169ドル +0.083
2026
1月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     62.069ドル +0.003

サウジ原油 20261月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   62.069ドル + 2.15 64.219ドル  -0.197
アラブ・エキストラライト  62.069ドル + 1.10 63.169ドル  -0.197
アラブ・ライト       62.069ドル + 0.60 62.669ドル  -0.397
アラブ・ミディアム     62.069ドル ― 0.55 61.519ドル  -0.597
アラブ・ヘビー       62.069ドル ― 1.90 60.169ドル  -0.597

本日227日(金)は1番限の月末最終取引日(納会)です。

●原油相場は219日から旧来レンジを上抜いて推移
ICE
ブレント原油先物は国際原油取引の指標です。
2
19日以降は、旧来レンジを上抜いている。

 限月           218日までのレンジ    現在
ブレント原油20264月限  66.5070.50  → 70.50以上で推移
ブレント原油20265月限  66.0070.00  → 70.00以上で推移

ICEブレント原油先物 2026227日(金)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値
04
月限 2026  70.50
05
月限 2026  70.78
06
月限 2026  70.35
07
月限 2026  69.84
08
月限 2026  69.19
09
月限 2026  68.63

ICEブレント原油先物 2026226日(木)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
04
月限 2026  71.10  72.61  69.16  70.75  70.91  -0.06
05
月限 2026  71.01  72.36  69.16  70.84  70.79  -0.08
06
月限 2026  70.56  71.85  68.80  70.42  70.43  +0.04
07
月限 2026  70.09  71.21  68.56  69.86  69.93   unch
08
月限 2026  69.44  70.55  67.87  69.26  69.32  -0.02
09
月限 2026  68.93  69.93  67.39  68.69  68.78  -0.03

●中東原油のアジア向け指標
中東原油のアジア向け輸出価格(本船渡し条件)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」を基準にして「各油種の調整項」を加減して決定します。

ドバイ原油(プラッツ社査定価格)
ICEブレント原油とGMEオマーン原油の比較は、共に同時刻の「CME帳入値」で計算します。

226日(木)     2月限    3月限   4月限    5月限
ブレント原油     70.75    70.84   70.42    69.86
ドバイ原油      68.339   69.664  69.287   68.872
価格差              -1.176  -1.133   -0.988

225日(水)     2月限    3月限   4月限    5月限
ブレント原油     70.85    70.69   70.25    69.76
ドバイ原油      68.32    69.487  69.106   68.762
価格差              -1.203  -1.144   -0.998

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TOCOMプラッツドバイ原油の目安
本日227日(金)朝のプラッツドバイ原油の目安
プラッツドバイ原油02月限 =「ICEブレント原油4月限 」 1番限最終取引日
プラッツドバイ原油03月限 =ICEブレント原油5月限1.17ドル
プラッツドバイ原油04月限 =ICEブレント原油6月限1.20ドル
プラッツドバイ原油05月限 =ICEブレント原油7月限1.19ドル

ICEブレント原油先物
おおざっぱな目安です。
ブレント原油4限  70.48ドル
ブレント原油5限  70.49ドル
ブレント原油6限  70.09ドル
ブレント原油7限  69.51ドル

TOCOM プラッツドバイ原油の試算
プラッツドバイ原油02月限 =今朝の1カ月間の平均値  68.339ドル
プラッツドバイ原油03月限 =70.49 1.17ドル」=69.32ドル
プラッツドバイ原油04月限 =70.09 1.20ドル」=68.89ドル
プラッツドバイ原油05月限 =69.51 1.19ドル」=68.32ドル

227日(金)為替「1ドル=156.35155.95155.55円」予想
1ドル=155.87円」で換算します
プラッツドバイ原油02月限 =68.339(本日27日が最終取引日)
プラッツドバイ原油03月限 =69.32ドル 67,960   -260円安
プラッツドバイ原油04月限 =68.89ドル 67,530   -290円安
プラッツドバイ原油05月限 =68.32ドル 66,980   -370円安

東京時間午後530分の査定価格が基準です。オマーン原油とドバイ原油の1カ月間の平均値は「2月28日(土)朝」にウェブサイトで更新します。

●韓国の米国産飼料用トウモロコシ購入価格
このかん220日(金)~26日(木)の購入価格を網羅して記します。
シカゴ(CBOT)先物では今朝までに、受渡通知前の建玉整理と乗り換えが進展した。

2026226日(木)

Buyer    韓国農協(農協飼料)
Seller
    CJ International
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   67,000トン
Arrival
   202675
C&F
     33,000MT $249.15/mt CFR
C&F basis
  34,000MT $1.8190/bu.+シカゴ(CBOT20267月限
plus $1.44/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国農協(農協飼料)
Seller
    CHS
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   68,000トン
Arrival
   2026715
C&F
     40,000MT $248.69/mt CFR
C&F basis
  28,000MT $1.8200/bu.+シカゴ(CBOT20267月限
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

2026220日(金)

Buyer    韓国 Feed Leaders Committee (FLC)
Seller
    Pan Ocean
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   65,000トン
Arrival
   202665
C&F
     $245.97/mt CFR
plus $1.25/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国 Feed Leaders Committee (FLC)
Seller
    三井物産
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   67,000トン
Arrival
   2026625
C&F
     $244.99/mt CFR
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国 Major Feedmill GroupMFG
Seller
    Posco
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   65,000トン
Arrival
   2026620
C&F
     $244.95/mt CFR
plus $1.50/mt surcharge for additional port unloading

Buyer    韓国飼料協会(釜山)
Seller
    Columbia Grain International(丸紅)
Origin
   (米国産)飼料用黄トウモロコシ
Tonnage
   65,000トン
Arrival
   2026630
C&F
     $245.40/mt CFR
plus $1/mt surcharge for additional port unloading

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●台湾の米国産飼料用トウモロコシの購入価格

2026225日(水)
Buyer    台湾飼料公会 MFIG
Seller    三井物産
Origin    米国産 飼料用黄トウモロコシ
Tonnage   65,000トン
Shipment   PNW 202655日-524
C&F basis  $1.8616/bu.+シカゴ(CBOT20267月限

次点 Cargill, Pan Ocean, CHS
入札に参加した9社がすべて、米国産トウモロコシを提示した。
ブラジル産、アルゼンチン産、南アフリカ産、なし

昨日225日(水)は1ドル=156.35155.60154.85円」と予想した。
本日26日(木)も考えを引き継ぎ、ひとつひとつクリアしたいと思います
日本銀行の「金融政策正常化」を展望し、現状を分析します。

【1】昨日225日、高市政府の「国会同意人事提示」について
高市政府は225日(水)、日本銀行政策委員会の審議委員候補に中央大学名誉教授の浅田統一郎と青山学院大学教授の佐藤綾野を充てる国会同意人事案を衆参両院に提示した。

●浅田統一郎も佐藤綾野も、どちらも「知らない人」だった
「日本銀行」のウェブサイトでも、「日本銀行金融研究所」のウェブサイトでも、浅田統一郎と佐藤綾野を検索しても「検索条件に一致するものは見つかりませんでした。」 高市早苗首相は一般的に知られていない人をひっぱってきた。

調べてみると・・
野口旭審議委員の後任の浅田統一郎20234月、自民党の財政政策検討本部で財政について講演した。中川順子審議委員の後任の佐藤綾野20232月、自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勉強会で講師を務めた。

●浅田統一郎(1954515 -
20213月、不況期こそ積極財政と日銀の国債買い支えで経済を成長軌道に乗せよ。(週刊金融財政事情)2021年の藤井聡京都大教授との対談では「国の財政を中央銀行と一体として考える統合政府でみれば、日銀の保有国債は政府の借金ではない。」
2023
4月に開かれた自民党の財政政策検討本部で財政について講演。本部長を務めた西田昌司参議院議員のホームページによると、浅田氏は、コロナ禍の不況の時こそ、積極財政と金融緩和が重要と主張。不況時には減税や政府支出の拡大や金融緩和を組み合わせた「反緊縮的」な財政金融政策の必要性について説明したという。

●佐藤綾野
リフレ派で元日銀審議委員の原田泰氏との共著がある。
2023
2月「責任ある積極財政を推進する議員連盟」勉強会資料「今、日本経済に必要なこと」
自民党の「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勉強会で講師を務め、当時1ドル=130円程度だった為替について円安メリットを強調するとともに、マイナス金利政策など金融緩和政策の維持の重要性を訴えた。政府が「貯蓄から投資」を積極的に行い、その剰余金を活用すべきだ-外国為替資金特別会計(外為特会)の運用を主張。外貨準備は不必要に積んである。
広範で持続的な賃上げが確認されるまで現状維持。

金融政策の失敗は、大きな変化を見誤っているときときに生じる。
支配的な経済理論も変化している。日本銀行政策委員会がどのように機能するかは、議長である総裁の運営方針と委員の個性に依存する。うまくやってもらえたら良いと思う。
但し、人事に衆院の優越はない。人事は参院で過半数の賛成が必要です。

日本銀行政策委員会金融政策決定会合の日程
当社は4月決定会合での利上げを予想しています。
当面の金融政策決定会合
20260318日(水) - 0319日(木)
2026
0427日(月) - 0428日(火)●
2026
0615日(月) - 0617日(火)
2026
0730日(木) - 0731日(金)

【2】本日のドル円のレンジについて
(ⅰ)金融政策
日本銀行は、円安によるインフレリスクを安定させるために、より迅速な利上げに動く必要がある。日銀が異次元緩和で市中に膨らんだマネタリーベースも縮小し、緩和的な金融環境を正常化する必要がある。

(ⅱ)財政政策
政府の財政政策のスタンスも、日本国債と日本円を安定させる方向に転換する必要がある。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
本日26日(木)は狭い範囲でもみあう可能性が高い。
226日(木)「1ドル=156.35156.15155.95円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

02/2526)  4.70   4.05   3.45   02/26 156.35155.15155.95
02/24
26)  4.70   4.04   3.43   02/25   155.83 日銀審議委員後任人事
02/23
26)  4.70   4.03   3.43   02/24   154.86

02/2026)  4.72   4.08   3.48   02/23   天皇誕生日

02/1926)  4.70   4.08   3.47   02/20   155.15
02/18
26)  4.71   4.09   3.47   02/19   154.79

02/1726)  4.68   4.05   3.43   02/18   153.24 高市内閣 2.0
02/16
26)  Washington's Birthday     02/17   153.34
02/13
26)  4.69   4.04   3.40   02/16   153.09 高市/植田会談

02/1226)  4.72   4.09   3.47   02/13   152.95
02/1126)  4.82   4.18   3.52   02/12   153.33
02/10
26)  4.78   4.16   3.45   02/11   建国記念の日
02/09
26)  4.85   4.22   3.48   02/10   156.17
02/06
26)  4.85   4.22   3.50   02/09   156.96
.
                      02/08       衆院投開票
02/05
26)  4.85   4.21   3.47   02/06   156.82
02/04
26)  4.91   4.29   3.57   02/05   156.85
02/03
26)  4.90   4.28   3.57   02/04   156.07
02/02
26)  4.90   4.29   3.57   02/03   155.60
01/30
26)  4.87   4.26   3.52   02/02   155.29

01/2926)  4.85   4.24   3.53   01/30   153.66
01/28
26)  4.85   4.26   3.56   01/29   153.15
01/27
26)  4.83   4.24   3.53   01/28   152.47
01/26
26)  4.80   4.22   3.56   01/27   154.33
01/23
26)  4.82   4.24   3.60   01/26   154.85

01/2226)  4.84   4.26   3.61   01/23   158.62 レートチェック
01/21
26)  4.87   4.26   3.60   01/22   158.27
01/20
26)  4.91   4.30   3.60   01/21   158.25
01/19
26)  Martin Luther King, Jr's Day 01/20   158.19 超長期債が急落

01/1626)  4.83   4.24   3.59   01/19   157.55

タンカー運賃市況がさらに一段高となった。
2
25日(水)の海運ニュースは「WS 200超えの急騰」!

中東―中国航路のVLCCスポット運賃市況が騰勢を強めた。
2
24日のワールドスケール(WS)は205と「WS 200」を突破した。
低硫黄油(VLSFO)使用時の日建て傭船料換算で197000ドル程度とみられ、一段高の局面に入った。3月積み商談の活発化やイラン情勢への警戒、船主側の高値志向が重なり、市況を押し上げている。

224日(火)―25日(水)のニュース要約
●米イランの紛争前に中東原油のアジア向け輸出が急増
●ベネズエラ原油の輸出が「正規の油送船」を使うようになった
●さらにインドがロシア原油の調達を削減
●海運市場におけるプレイヤーの寡占化

海運業界筋によると、原油輸送コストが6年ぶりの高値に上昇した。米イラン間の紛争発生を懸念し、その前にチャーター船の予約を急いだことによって、中東からの原油輸出が急増したことによる。

中東から中国へ最大200万バレルの原油を輸送する大型原油タンカー(VLCC)のチャーターコストは年初から3倍に上昇した。海運分析会社「Kpler」のデータによると、20262月の中東産原油輸出量は日量1,900万バレルを超え、20204月以来の高水準となった。サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イランが輸出量を牽引し、インドはロシア産原油の輸入を削減したことで原油需要が増加した。

大型原油タンカー(VLCC)のスポット運賃高騰は、ベネズエラ産原油が従来の低品質船団ではなく正規の油送船で輸送されていること、OPECプラスの増産、そして、とくにロシア産から中東産に切り替えたインドからの堅調な原油需要など、多くの支援材料の結果である。

VLCC の運賃高騰は、小型の「スエズマックス」「アフラマックス」のタンカー市場にも影響を与える可能性がある。これらのタンカーは石油製品の輸送に使われている。

米イラン紛争
米国がイランを攻撃し、イランがペルシャ湾岸石油輸出のボトルネックであるホルムズ海峡の封鎖で対抗したとき、VLCCスポット運賃市況はさらに上昇する可能性がある。

傭船者はスケジュールの不確実性を回避するために、より早い時期に予約を取る。船主は、当該地域への寄港に対して補償を求める。

船腹需給がタイト化
数百隻もの老朽船が、保険に加入しておらず、イランやロシアから制裁対象の原油を輸送する「影の船隊」に売却されているため、世界のタンカー船隊が縮小している。海運市場筋によると、石油メジャーはこれらの船舶を利用しなくなり、今後3年間で船隊が補充されるまでは船舶供給を逼迫させると予想している。

プレイヤーの寡占化
韓国のSINOKORは世界最大のVLCC運航会社。情報筋によると、韓国の海運会社SINOKORは最近、VLCCの主要購入者として「台頭」した。海運関係者は、同社がスポット市場で78隻のVLCCを保有していると推定している。この数は次の四半期中に少なくとも88隻に増加すると予想している。これは、最終的に船隊が100隻を超え、場合によっては120130隻に達する可能性があることを意味する。

SINOKOR88隻を保有し、現在最大のVLCC運航会社であり、スポット取引の24%、世界のVLCC船隊の12%を占めている。これはこの市場における前例のない寡占化を示している。

VLCC業界全体は堅調に推移すると予想されており、運航会社はより高い運賃を請求できるようになる。高騰する海上運賃は石油精製会社の利益に影響を与える可能性がある。

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