2026年01月

20261月原油相場の特徴
(ⅰ)1月は「ブレント原油」と「ドバイ原油」の価格差が拡大した。
(ⅱ)1番限の価格差は1月末、「3ドル以上」にひらいた。
(ⅲ)その結果、1月のブレント原油先物は上伸したが、ドバイ原油の1月プラッツ査定価格は、12月を下回った。

●ドバイ原油スポット価格の1カ月間の平均値(プラッツ社査定価格)
プラッツドバイ原油の1月査定価格は12月を下回った。

01月(2026)    61.969ドル

12月(2025)    62.046ドル
11
月(2025)    64.473ドル
10
月(2025)    64.999ドル
09
月(2025)    70.011ドル
08
月(2025)    69.385ドル
07
月(2025)    70.866ドル
06
月(2025)    69.268ドル

20261月査定価格とサウジ原油
20261月査定価格
2026
1月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       61.969ドル -0.077
2026
1月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  62.169ドル +0.083
2026
1月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     62.069ドル +0.003

サウジ原油 20261月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   62.069ドル + 2.15 64.219ドル  -0.197
アラブ・エキストラライト  62.069ドル + 1.10 63.169ドル  -0.197
アラブ・ライト       62.069ドル + 0.60 62.669ドル  -0.397
アラブ・ミディアム     62.069ドル ― 0.55 61.519ドル  -0.597
アラブ・ヘビー       62.069ドル ― 1.90 60.169ドル  -0.597

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202512月査定価格
2025
12月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       62.046ドル -2.427
2025
12月のGMEオマーン原油マーカープライス平均値  62.086ドル -2.355
2025
12月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     62.066ドル -2.391

サウジ原油 202512月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   62.066ドル + 2.35 64.416ドル  -3.591
アラブ・エキストラライト  62.066ドル + 1.30 63.366ドル  -3.591
アラブ・ライト       62.066ドル + 1.00 63.066ドル  -3.591
アラブ・ミディアム     62.066ドル + 0.05 62.116ドル  -3.791
アラブ・ヘビー       62.066ドル ― 1.30 60.766ドル  -3.791

財務省貿易統計 旬間速報 原油CIF
価格基準: 輸入貨物のCIF価格(保険料・運賃込み価格)
期間         数量  金額     原油CIF  USD/bbl 換算レート
           1000KL 100万円    円貨/KL

01/21-01/312026
01/11-01/20
2026
01/01-01/10
2026)  5,237  352,490   67,304  $68.50  156.21

12/21-12/312025)  4,943  337,024   68,179  $69.62  155.71
12/11-12/20
2025)  4,463  302,821   67,851  $69.26  155.76
12/01-12/10
2025)  4,638  317,009   68,357  $69.60  156.13

財務省貿易統計 原油CIF
価格基準:輸入貨物のCIF価格(保険料・運賃込み価格)
       原油CIF $/bl 換算レート)  石化用ナフサCIF   ナフサ基準価格

12 2025  68,134 $69.49 155.89円) 63,663円( $64.93) ⅣQ 65,600
11 2025  68,699 $71.32 153.14円) 64,170円( $66.59
10 2025  69,956 $74.36 149.57円) 63,045円( $67.01
092025  67,823 $73.05 147.60円) 61,295円( $66.02) ⅢQ 63,200
08 2025  67,058 $72.16 147.74円) 61,464円( $66.14
07 2025  65,386 $71.38 145.64円) 60,800円( $66.37
06 2025  63,702 $70.32 144.02円) 60,841円( $67.16) ⅡQ 66,300
05 2025  68,250 $75.33 144.04円) 62,755円( $69.26
04 2025  73,526 $79.10 147.78円) 68,215円( $73.39
03 2025  74,783 $79.51 149.54円) 70,279円( $74.72) ⅠQ 73,400
02 2025  78,205 $80.42 154.61円) 72,036円( $74.07
01 2025  75,743 $76.59 157.23円) 71,996円( $72.80

原油1番限の「最終取引日」(納会)は1月30日(金)です。
このため 今週の値動きが、1番限の納会前の取組内部要因なのか?
それとも、将来の推定の基準として、トレンドになるのか?

その悩ましい動きは、中東原油期近の「ディスカウント」にあらわれています。
当社は、なぜ、中東原油のアジア向け指標が「1番限で-3ドル」、「2番限で-1.5ドル」のディスカウントに売られるのか、その理由がわからない。

中東原油に対する売り圧力は持続するのか?
本日29日(木)も、月末最終週の、納会前の情勢から記します。

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■ブレント原油と「アジア向け中東原油」の価格差
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オマーン原油やドバイ原油の1番限は、ブレント原油に対する「ディスカウント」が拡大している。このため「中東原油1番限の一カ月間の平均値」は、さほど高くなっていない。

●オマーン原油(ガルフ・マーカンタイル取引所のマーカー・プライス)
※シンガポール時間午後430分時点のICEブレント原油とGMEオマーン原油の比較です。

128日(水)     3月限  4月限   5月限  6月限   7月限
ブレント原油     67.58  66.56   65.93  65.50   65.19
オマーン原油     64.61  65.46   64.83  64.62   64.11
価格差        -2.97  -1.10   -1.10  -0.88   -1.08

127日(火)     3月限  4月限   5月限  6月限   7月限
ブレント原油     65.09  64.30   63.83  63.61   63.41
オマーン原油     62.85  63.07   62.61  62.34   62.15
価格差        -2.24  -1.23   -1.22  -1.27   -1.26

126日(月)     3月限  4月限   5月限  6月限   7月限
ブレント原油     65.67  64.89   64.45  64.19   63.97
オマーン原油     63.55  64.11   63.71  63.39   63.24
価格差        -2.12  -0.78   -0.74  -0.80   -0.73

●プラッツドバイ原油(プラッツ社の査定価格)
CMEの「帳入値」で比較します。ドバイ原油1番限はは「1カ月間の平均値」です。
プラッツドバイ原油1月限の1カ月の平均値は「128日時点 61.879ドル」です。

128日(水)     1月限   2月限    3月限   4月限
ブレント原油     68.40   67.37    66.74   66.28
ドバイ原油      61.879  65.854   65.788  65.617
価格差                  -1.516   -0.952  -0.663

127日(火)     1月限   2月限    3月限   4月限
ブレント原油     67.57   66.59    65.96   65.55
ドバイ原油      61.859  65.279   65.113  64.949
価格差                  -1.311   -0.847  -0.601

126日(月)     1月限   2月限    3月限   4月限
ブレント原油     65.59   64.77    64.31   64.04
ドバイ原油      61.583  63.518   63.441  63.379
価格差                  -1.252   -0.869  -0.661

●ICEブレント原油先物は国際原油取引の指標。ブレント原油先物は連日、期近のプレミアムを買っており、国際原油取引の上昇を牽引している。

●その一方で、アジア向け中東原油には売り圧力が続いている。ブレント原油に対するディスカウントが拡大し、とくに、中東原油1番限、2番限のディスカウントが顕著です。

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■わが国石油会社の購入原油価格の基準
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わが国石油会社の購入原油価格の基準は「グリニッジ標準時 0830分」の価格、
シンガポール時間午後430分、東京時間午後530分の「査定価格」です。

昨年12月から本年1月の原油の売り圧力は、この時間帯に強まる。
したがって、国際原油取引の指標であるICEブレント原油先物も、この時間帯に下げることが多い。ここ2カ月、この動きが「パターン化」しています。

2026128日(水)のICEブレント原油先物
限月        午前10時 始値  午後530分  637 今朝7時59分終値
ブレント原油3月限   67.60  →  67.58  →  67.12  →  68.74
ブレント原油4月限   66.62  →  66.56  →  66.14  →  67.69
ブレント原油5月限   65.99  →  65.93  →  65.56  →  67.03
ブレント原油6月限   65.57  →  65.50  →  65.18  →  66.53
ブレント原油7月限   65.26  →  65.19  →  64.90  →  66.12
ブレント原油8月限   65.00  →  64.95  →  64.67  →  65.78
ブレント原油9月限   64.79  →  64.75  →  64.48  →  65.48

2026128日(水)のICEブレント原油先物
限月         午前10時 始値 → 午後530 →    午前7時59分終値
ブレント原油3月限   65.75  →   65.09   →     67.70 
ブレント原油4月限   64.95  →   64.30   →     66.76
ブレント原油5月限   64.49  →   63.83   →     66.10
ブレント原油6月限   64.23  →   63.61   →     65.71
ブレント原油7月限   64.04  →   63.41   →     65.39
ブレント原油8月限   63.88  →   63.28   →     65.14
ブレント原油9月限   63.64  →   63.15   →     64.93

(ⅰ)ブレント原油先物も 午後530分の査定時間にかけて、下落することが多い。
(ⅱ)それに加えて、オマーン原油やドバイ原油は、ブレント原油に対するディスカウントを拡大させるので、その査定価格はさらに安くなります。

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■本日129日(木)のプラッツドバイ原油の試算
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昨日128日(水)から推定すると
1
29日(木)のプラッツドバイ原油の試算
プラッツドバイ原油01月限 =「ICEブレント原油3月限 2.90ドル
プラッツドバイ原油02月限 =「ICEブレント原油4月限 1.52ドル
プラッツドバイ原油03月限 =「ICEブレント原油5月限 1.05ドル
プラッツドバイ原油04月限 =「ICEブレント原油6月限 0.90ドル

ICEブレント原油先物
ブレント原油3限  69.19 ドル
ブレント原油4限  68.12 ドル
ブレント原油5限  67.40 ドル
ブレント原油6限  66.89 ドル

本日129日(木)のプラッツドバイ原油の試算
プラッツドバイ原油01月限 =69.19 2.90ドル」=66.29ドル
プラッツドバイ原油02月限 =68.12 1.52ドル」=66.60ドル
プラッツドバイ原油03月限 =67.40 1.05ドル」=66.35ドル
プラッツドバイ原油04月限 =66.89 0.90ドル」=65.99ドル

1ドル=153.05円」で換算
プラッツドバイ原油01月限 =66.29ドル 63,810
プラッツドバイ原油02月限 =66.60ドル 64,110円  +1,360円高
プラッツドバイ原油03月限 =66.35ドル 63,870円  +1,380円高
プラッツドバイ原油04月限 =65.99ドル 63,520円  +1,160円高

現在の時点では「おおざっぱな試算」です。

① ドル円の「レートチェック」と「日足の窓」から推定すると、目先は「1ドル=152.25円」が基準。 ② 123日(金)から26日(月)の「日足の窓」を中間点にして「1ドル=152.25円を目先の基準」にすると、攻防は「154.25円」「153.25円」「152.25円」にあります。 ③ 本日29日(木)は、米FOMC直後ということもあり、「154.25円」「153.25円」「152.25円」、この範囲をすべて視野に入れます。 ④ わが国財務省による、為替相場の安定を目的とした外国為替取引(介入)は継続しています。

●米連邦準備制度理事会(FRB)連邦公開市場委員会(FOMC
米連邦公開市場委員会(FOMC)は12728両日に開いた決定会合で、賛成10、反対2で政策金利の据え置きを決定した。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは3.53.75%。ウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事とマイランFRB理事は0.25ポイントの利下げを主張し、反対票を投じた。会合後の声明では、当局者は「雇用の伸びは低いままで、失業率は安定化の兆しをいくらか示している」と指摘し、過去3回の声明に盛り込まれていた雇用に対する下振れリスクの高まりを示す文言を削除した。

2026年第4 0616 - 0617
2026
年第3 0428 - 0429
2026
年第2 0317 - 0318
2026
年第1 0127 - 0128日 据え置き   3.503.75

2025年第8 1209 - 1210日 0.25下げ   3.503.75
2025
年第7 1128 - 1129日 0.25下げ   3.754.00
2025
年第6 0916 - 0917日 0.25下げ   4.004.25
2025
年第5 0729 - 0730日 据え置き   4.254.50
2025
年第4 0617 - 0618日 据え置き   4.254.50
2025
年第3 0506 - 0507日 据え置き   4.254.50
2025
年第2 0318 - 0319日 据え置き   4.254.50
2025
年第1 0128 - 0129日 据え置き   4.254.50

パウエルFRB議長は会合後の記者会見で、今後1年の米経済見通しに「明確な改善」が見られるとさらに強調した。議長は「経済活動の見通しは前回の会合後に明らかに改善しており、これは時間の経過とともに労働需要や雇用に影響を与えるはずだ」と述べた。労働市場については安定化の兆しが見られるとの認識を改めて示した一方で、「過度に踏み込むべきではない」とも述べ、冷え込みが続いている兆候もあると指摘した。

FOMCが再び利下げに踏み切るには何が必要になるかとの質問には、明確な回答を避けた。パウエル議長は「次の利下げがいつになるのか、あるいは次回の会合で金利を引き下げるのかについて、明確な判断基準を示そうとしてはいない」と発言。「入手するデータや変化する見通しなどを考慮しながら会合ごとに判断していく上で、われわれは良い位置にあるというのがわれわれの言いたいことだ」と述べた。

●米債券・金融市場
「この段階で追加利下げのハードルは高い。」「FRBが行動を起こすには、雇用市場データが再び冷え込み、雇用者数がゼロ付近かマイナスに落ち込み、失業率が跳ね上がるような状況が必要になる。」

米国の短期金融市場はFRBが年央まで金利を据え置くと予想。次回は7月のFOMC会合で0.25ポイントの利下げ、その後年末にかけてもう1回利下げが実施されるとの見方を織り込んでいる。

●財務省による外国為替平衡操作の実施状況
〇外国為替平衡操作
為替相場は、基本的には、各国経済のファンダメンタルズを反映し、マーケットの需給により市場において決定されるものです。しかし、為替相場が思惑等により、ファンダメンタルズから乖離したり、短期間のうちに大きく変動する等、不安定な動きを示すことは好ましくないことから、為替相場の安定を目的として通貨当局が市場において、外国為替取引(介入)を行うことがあります。本統計は、通貨当局が介入した実績額について公表しています。
〇公表予定
通貨当局が介入した実績額についてはその総額を一か月毎に、また介入実績の詳細(実施日、介入額、売買通貨)については四半期毎に、それぞれ対外公表しています。
期間:20251229日~2026128日分
公表日時:2026130日(金)午後700
財務省国際局為替市場課相場第1
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/feio/index.html

●本日129日(木)の東京為替
129日(木)「1ドル=154.25153.25152.25円」

当社は、ドル円の「レートチェック」と「日足の窓」から推定すると、目先の基準は「1ドル=152.25円」と考えています。米FOMC直後の本日29日(木)について、「154.25円」「153.25円」「152.25円」、その範囲をすべて視野に入れます。
わが国財務省による、為替相場の安定を目的とした外国為替取引(介入)は継続している。

米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

01/28(26)  4.85   4.26   3.56   01/29 154.25153.25152.25
01/27
26)  4.83   4.24   3.53   01/28   152.47
01/26
26)  4.80   4.22   3.56   01/27   154.33
01/23
26)  4.82   4.24   3.60   01/26   154.85

01/2226)  4.84   4.26   3.61   01/23   158.62 植田総裁記者会見
01/21
26)  4.87   4.26   3.60   01/22   158.27
01/20
26)  4.91   4.30   3.60   01/21   158.25
01/19
26)  Martin Luther King, Jr's Day 01/20   158.19

01/1626)  4.83   4.24   3.59   01/19   157.55

01/1526)  4.79   4.17   3.56   01/16   158.77
01/14
26)  4.79   4.15   3.51   01/15   158.58
01/13
26)  4.83   4.18   3.53   01/14   159.26
01/12
26)  4.83   4.19   3.54   01/13   158.28
01/09
26)  4.82   4.18   3.54   01/12   成人の日

01/0826)  4.85   4.19   3.49   01/09   157.14
01/07
26)  4.82   4.15   3.47   01/08   156.85
01/06
26)  4.86   4.18   3.47   01/07   156.66

01/0526)  4.85   4.17   3.46   01/06   156.71
01/02
26)  4.86   4.19   3.47   01/05   157.29

01/0126)  New Year's Day         01/02    --
12/31
25)  4.84   4.18   3.47   01/01   元旦
12/30
25)  4.81   4.14   3.45   12/31    --
12/29
25)  4.80   4.12   3.45   12/30   156.56
12/26
25)  4.81   4.14   3.46   12/29   156.47

130日(金)は、原油1番限が「最終取引日」(納会)です。

(ⅰ)ブレント原油の価格形成にハッキリとした秩序のようなものはない。
(ⅱ)昨年12月から本年1月は「アジア査定時間」に安値をつける。
(ⅲ)それを通して、「ブレント/ドバイ」の期近の価格差は再び拡大している。

ICEブレント原油20263月限が「+4ドル」上昇しても、プラッツドバイ原油期近 1番限、2番限が「+4ドル」高くなっているわけではない。シンガポール時間午後430分、東京時間午後530分の査定時間に「安値」をつけて、「ブレント/ドバイ」期近の価格差が拡大している。

【重要】2026127日(火)の原油相場
国際指標である「ICEブレント原油先物」が牽引役となって相場水準を引き上げています。
しかし、東京時間午後530分の「アジア査定時間」に安値をつける相場が毎日続いているので、全体観のトレンドを見出すのは複雑で不透明です。

2026年127日(火)
 限月         午前10時 始値   午後530   今朝8時終値
ブレント原油3月限    65.75   →  65.09   →   67.70 
ブレント原油4月限    64.95   →  64.30   →   66.76
ブレント原油5月限    64.49   →  63.83   →   66.10
ブレント原油6月限    64.23   →  63.61   →   65.71
ブレント原油7月限    64.04   →  63.41   →   65.39
ブレント原油8月限    63.88   →  63.28   →   65.14
ブレント原油9月限    63.64   →  63.15   →   64.93

「ブレント/ドバイ」の価格差が再び拡大している。1番限で「-2ドル以上」、2番限で「-1ドル以上」です。TOCOMプラッツドバイ原油について、下記の価格差で試算します。

127日(火)を価格差を目安にした試算
プラッツドバイ原油01月限 =「ICEブレント原油3月限 2.20ドル
プラッツドバイ原油02月限 =「ICEブレント原油4月限 1.31ドル
プラッツドバイ原油03月限 =「ICEブレント原油5月限 0.94ドル
プラッツドバイ原油04月限 =「ICEブレント原油6月限 0.84ドル

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●ブレント原油と「アジア向け中東原油」の価格差
オマーン原油やドバイ原油の1番限は、ブレント原油に対して「ディスカウント」を拡大している。このため「中東原油1番限の一カ月間の平均値」は、さほど高くなっていない。プラッツドバイ原油1月限の平均値は127日時点 61.859ドル」です。

オマーン原油(ガルフ・マーカンタイル取引所のマーカー・プライス)
※シンガポール時間午後430分時点のICEブレント原油とGMEオマーン原油の比較です。

127日(火)     3月限  4月限   5月限  6月限   7月限
オマーン原油     62.85  63.07   62.61  62.34   62.15
ブレント原油     65.09  64.30   63.83  63.61   63.41
価格差        -2.24  -1.23   -1.22  -1.27   -1.26

126日(月)     3月限  4月限   5月限  6月限   7月限
オマーン原油     63.55  64.11   63.71  63.39   63.24
ブレント原油     65.67  64.89   64.45  64.19   63.97
価格差        -2.12  -0.78   -0.74  -0.80   -0.73

プラッツドバイ原油(プラッツ社の査定価格)
CMEの「帳入値」で比較します。ドバイ原油1番限は「1カ月間の平均値」です。

127日(火)     1月限   2月限    3月限   4月限
ドバイ原油      61.859  65.279   65.113  64.949
ブレント原油     67.57   66.59    65.96   65.55
価格差                  -1.311   -0.847  -0.601

126日(月)     1月限   2月限    3月限   4月限
ドバイ原油      61.583  63.518   63.441  63.379
ブレント原油     65.59   64.77    64.31   64.04
価格差                  -1.252   -0.869  -0.661

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●本日128日(水)のプラッツドバイ原油の試算
(ⅰ)アジア向け中東原油は、シンガポール時間午後430分、東京時間午後530分に「売り」圧力をあびる。
ブレント原油と「中東原油」の1番限、2番限の価格差が再び拡大することになった。ICEブレント原油もこの時間帯に売りを被っています。

(ⅱ)しかしながら「アジア査定時間の売り」によって「原油相場が崩れる」わけではない。
国際指標である「ICEブレント原油先物」はプレミアムを拡大させて 相場水準を引き上げる役割を果たしている。ブレント原油先物の価格形成にハッキリとした秩序はないが、ブレント原油期近のプレミアムが相場を牽引しています。

(ⅲ)ドバイ原油、オマーン原油は、1番限、2番限に売り圧力を受けているので、ややこしくなります。

128日(水)は下記の価格で試算します。
午前10時や11時の相場が、午後530分の査定時間の価格になるわけではない。
東京時間午後530分の「アジア査定時間」は安値をつけていることが多い。

ブレント原油3限  67.86 ドル
ブレント原油4限  66.86 ドル
ブレント原油5限  66.23 ドル
ブレント原油6限  65.81 ドル

本日128日(水)のプラッツドバイ原油の試算
TOCOMプラッツドバイ原油について、前日の価格差を目安に試算します。
プラッツドバイ原油01月限 =「ICEブレント原油3月限 2.20ドル
プラッツドバイ原油02月限 =「ICEブレント原油4月限 1.31ドル
プラッツドバイ原油03月限 =「ICEブレント原油5月限 0.94ドル
プラッツドバイ原油04月限 =「ICEブレント原油6月限 0.84ドル

プラッツドバイ原油01月限 =67.86 2.20ドル」=65.66ドル
プラッツドバイ原油02月限 =66.86 1.31ドル」=65.55ドル
プラッツドバイ原油03月限 =66.23 0.94ドル」=65.29ドル
プラッツドバイ原油04月限 =65.81 0.84ドル」=64.97ドル

本日128日(水)の為替「152.80152.25151.70」あたり。
1ドル=152.70円」で換算
プラッツドバイ原油01月限 =65.66ドル 63,060
プラッツドバイ原油02月限 =65.55ドル 62,950円  +1,700円高
プラッツドバイ原油03月限 =65.29ドル 62,700円  +1,800円高
プラッツドバイ原油04月限 =64.97ドル 62,400円  +1,390円高

ドバイ原油、オマーン原油は、1番限、2番限に売り圧力を受けている。東京時間午後530分の「アジア査定時間」に安値をつけていることが多い。現在の時点では、おおざっぱな試算です。

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