当社の立場と意見は、7月2日(木)の「日報」(ブレント原油の順ザヤ化と期近9月限「70.76ドル」について)で記した。
●ブレント原油も順ザヤに移行
ブレント原油も6月30日の8月限納会後、7月の月替わりで順ザヤになった。
(ⅰ)プラッツドバイ原油は6月16日(火)から順ザヤです。
(ⅱ)国際原油取引の指標、ブレント原油も3週間遅れで7月1日(水)から順ザヤに移行した。
(ⅲ)本年(2026)3月以降の原油相場は、中東原油の価格形成のパターンが先行指標です。
ICEブレント原油先物 2026年7月3日(金)
限月 始値 高値 安値 帳入値 終値
前日比
09月限 2026 71.51
10月限 2026 71.89
11月限 2026 72.04
12月限 2026 72.10
01月限 2027 72.12
02月限 2027 71.98
03月限 2027 71.74
ICEブレント原油先物 2026年7月2日(木)
限月 始値 高値 安値 帳入値 終値
前日比
09月限 2026 71.21 71.92 70.14 71.80 71.56 +0.37
10月限 2026 71.68 72.30 70.67 72.17 71.93 +0.35
11月限 2026 71.85 72.45 70.90 72.32 72.15 +0.39
12月限 2026 71.88 72.49 71.00 72.36 72.22 +0.35
01月限 2027 71.81 72.43 70.96 72.30 72.21 +0.48
02月限 2027 71.66 72.29 70.83 72.16 72.01 +0.43
03月限 2027 71.48 72.09 70.68 71.98 71.83 +0.44
ICEブレント原油先物 2026年7月1日(水)
限月 始値 高値 安値 帳入値 終値 前日比
09月限 2026 73.44 73.53 71.03 71.57 71.19 -2.24
10月限 2026 73.50 73.61 71.50 72.00 71.58 -1.92
11月限 2026 73.39 73.48 71.65 72.15 71.76 -1.61
12月限 2026 73.17 73.27 71.66 72.16 71.87 -1.23
01月限 2027 72.86 72.93 71.56 72.07 71.73 -1.12
02月限 2027 72.60 72.66 71.38 71.89 71.58 -0.92
03月限 2027 72.15 72.28 71.15 71.68 71.39 -0.80
●価格形成のパターンが順ザヤに移行したことについて
一般的に言って、価格形成のパターンが変化するとき、市場も変化している。
本日7月3日(金)の「日本経済新聞」17面「ポジション」では五味梨緒奈が一つの解釈を書いています。誰もが、いろいろ考えると思います。
当社は、中国製油所の「7月原油処理量」と「ガソリンなど石油製品の輸出枠」は拡大すると予想しています。
市場が変化するとき、石油会社の競争もあたらしい局面に移り、利益確保が焦点になる。
価格形成のパターンが変化するとき、市場も変化している。
石油会社の供給元も変化し、その競争もきびしい局面になる。
そのようななかで「ブレント/オマーン」「ブレント/ドバイ」の価格差をめぐる思惑も激しく変動している。
ブレント原油が「1ドル」動くとき、ドバイ原油は価格差の伸縮で「3ドル」動く場合がある。
市場が変化しているとき、先行きの利益の確保が不透明になり、思惑が極限にまで振れる。
当社「日報」では、ブレント原油9月限「70.76-71.55ドル」にサポートがあると考えて、7月相場で、ブレント原油9月限「71.55-79.70ドル」を展望しています。
今は変化しているときです。
毎日、確かめながら行くしかないと考えています。
コメント