一般的に言うと、ブレント原油が上昇すれば、中東原油も高いのが普通です。しかし、323日(月)~27日(金)の一週間は、アジア向け中東原油の指標が大幅に下落した。
この期間にドバイ原油やオマーン原油の1番限は「約-50ドル」下げた。
当社は、この3月第3週の下げについて、アジア向け中東原油の「調整」と考えています。
3
月中東原油の「基準値」はおそらく「1バレルあたり125127ドル」と推測します。
そのうえで、4月相場に向けた目安を予想します。

OPECバスケット価格(ORB
3
月第2週、OPEC加盟国の代表12油種の加重平均値は下記ように下落した。
OPEC
バスケット価格は
3月=125127ドル」あたりに向けて水準を調整した。

OPEC Basket Price
3/27(金)     
3/26
(木)     122.16ドル
3/25
(水)     116.96ドル
3/24
(火)     132.21ドル
3/23
(月)     145.24ドル

3/20(金)     142.86ドル
3/19
(木)     146.05ドル

●典型は傍流に現れる=GMEオマーン原油の「-50ドル」下げ
典型は傍流にあらわれる。
ガルフ・マーカンタイル取引所(GME)のオマーン原油先物はその「典型」です。
GME
オマーン原油は、サウジ原油の輸出価格の「価格フォーミュラ」を構成要素です。

GMEオマーン原油は319日(木)の高値「166.96ドル」から「-55ドル以上」下げた。
通常、「調整」の値幅は数ドルですが、今回の3月相場の「調整」は「50ドル」!!
それによって、オマーン原油も3月一カ月間の平均値を
125ドル」あたりに修正した。

ICEブレント原油とGMEオマーン原油マーカープライスの価格差
327日(金)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     110.39    103.61     97.82     93.45
オマーン原油     119.52    107.80    102.59     98.60
価格差         +9.13     +4.19     +4.77     +5.15

326日(木)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     105.76    100.20     95.45     91.69
オマーン原油     112.42    100.36     96.03     92.49
価格差         +6.66     +0.16     +0.57     +0.80

325日(水)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     98.26     94.68     90.95     87.63
オマーン原油     109.55     87.05     82.42     78.38
価格差        +11.29     -7.63     -8.53     -9.23

324日(火)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     101.89     98.33     94.09     90.42
オマーン原油     139.64    114.39    110.15    106.43
価格差        +37.75    +16.06    +13.06    +16.01

323日(月)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     114.08    109.47    103.89     99.06
オマーン原油     160.20    141.47    136.39    130.43
価格差        +46.12    +32.00    +32.50    +31.37

320日(金)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     107.62    103.64     98.36     93.81
オマーン原油     157.94    153.07    147.75    143.34
価格差        +50.32    +49.43    +49.39    +49.53

319日(木)     5月限     6月限     7月限     8月限
ブレント原油     114.36    108.64    102.55     97.39
オマーン原油     166.96    162.50    157.74    153.59
価格差        +52.60    +53.86    +55.19    +56.20

●プラッツドバイ原油でも1番限(当限3月限)下落
ドバイ原油でも当限3月限が大幅に下落した。
プラッツドバイ原油1番限(3月限)は「1カ月間の平均値」です。
プラッツドバイ原油も31カ月間の平均値125-127ドル」あたりに向けて下落している。

CMEプラッツドバイ原油
日付      3月限    4月限   5月限   6月限    7月限   8月限
3/27
(金)   128.490  109.815   99.317   94.646   91.298   88.633
3/26
(木)   129.994  105.188   98.016   94.189   90.996   88.680
3/25
(水)   130.932   99.614   93.125   89.939   87.639   85.701
3/24
(火)   133.596  109.030   97.445   92.737   90.060   87.940
3/23
(月)   131.969  105.705   92.726   88.575   86.066   84.123

3/20(金)   134.068  112.835  100.221   95.665   92.656   90.278
3/19
(木)   137.822  108.650   96.458   93.349   91.017   88.909

●アジア向け中東原油「3125127ドル」
米国とイスラエルがイランを攻撃し、中東原油の「安定供給」が損なわれたことによって、
3
19日のオマーン原油「166.96ドル」、ドバイ原油「166.79ドル」の最高値をつけた。
ドバイ原油とオマーン原油が「ICEブレント原油+50ドル超」のプレミアムに噴き上げた。

しかし、アジア向け中東原油の3月第3週の高騰は、世界市場における大きな不均衡であった。
サウジ原油の欧州向け価格とアジア向けに、持続可能ではない不均衡が発生した。

サウジの輸出価格は、アジア、欧州、北米によって「価格フォーミュラ」の基準が異なる。
(ⅰ)アジア向けは「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」です。
(ⅱ)北西ヨーロッパや地中海向けは「ICEブレント原油の加重平均値」です。
(ⅲ)サウジ原油の米国向けは「ASCI」(米メキシコ湾岸地域で取引されるマーズ、ポセイドンおよびサザン・グリーンキャニオン原油の平均値)を基準にしている。

3月第2週に、ドバイ原油やオマーン原油が「ICEブレント+50ドル」に高騰したことは、
サウジアラムコの「価格フォーミュラ」で輸出価格を算定すると、
アジア向け輸出価格が1バレルあたり「欧州向け+50ドル」に噴き上げたことを意味する。

アジア向け中東原油の指標が「ブレント原油+50ドル超」の水準で月末まで推移すると、
オマーン原油およびドバイ原油の一カ月間の平均値は「1バレル140ドル以上」になる。
3
月のオマーン原油、ドバイ原油の一カ月間の平均値が「1バレル140ドル台」で確定すると、サウジ原油の主力油種「アラブ・ライト」「アラブ・エキストラライト」のアジア向け3月輸出価格も「1バレル140ドル以上」になる。

しかし、それでは「中東原油のアジア向け輸出価格」が欧州や北米との間で不均衡を形成する。
ドバイ原油およびオマーン原油の市場価格が「ブレント原油+50ドル」に噴き上げると、
国際的な原油市場の価格形成に著しい不均衡が拡大する。

当社の仮説として、3月の「月末確定値」に向けた数日の営業日の中で、3月第3週の「-50ドル」幅の「調整」が進展したと考えています。GMEオマーン原油は毎月、月末納会前の45営業日前になると「ややこしい調整」を繰り返していた。しかし、今回の3月相場ではGMEオマーン原油だけでなく、OPECバスケット価格も、プラッツドバイ原油も、すべての中東原油の指標が「1バレル125127ドル」に向けて「調整」した。この3月第3週のアジア指標の「調整」では、ブレント原油は39日」でサポートした。

サウジアラビアの原油輸出の「価格フォーミュラ」
アジア向け調整項
サウジ原油のアジア向け本船渡し価格(FOB)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」に対する「各油種の調整項」で表示される。
油種           2月積み    3月積み    4月積み
スーパーライト    +1.95ドル  +2.15ドル  +4.15ドル
エキストラライト   +0.80ドル  +1.00ドル  +3.00ドル
ライト        +0.30ドル  ±0.00ドル  +2.50ドル
ミディアム      -0.85ドル  -1.25ドル  +0.75ドル
ヘビー         2.20ドル  +2.60ドル  ―0.60ドル
西ヨーロッパ向け調整項
サウジ原油の北西ヨーロッパ向けは「ICEブレント原油」に対する調整項で表示される。
油種           2月積み    3月積み    4月積み
エキストラライト   +1.25ドル  +0.95ドル  +4.45ドル
ライト        -0.35ドル  -0.65ドル  +2.85ドル
ミディアム      -1.15ドル  -1.45ドル  +2.05ドル
ヘビー        -3.55ドル  -3.85ドル  ―0.35ドル
米国向け調整項
米国向けは「ASCI」(米メキシコ湾岸地域で取引されるマーズ、ポセイドンおよびサザン・グリーンキャニオン原油の平均値)に対する調整項で表示される。
油種           2月積み    3月積み    4月積み
エキストラライト   +4.05ドル  +3.95ドル  +5.95ドル
ライト        +2.20ドル  +2.10ドル  +4.60ドル
ミディアム      +1.70ドル  +1.40ドル  +3.40ドル
ヘビー        +0.95ドル  +0.65ドル  +2.65ドル

4月「月替わり」の「ブレント/ドバイ」の価格差について
中東原油の輸出価格(本船渡し条件)は「市場価格」と「調整項」によって構成される。

ドバイ原油やオマーン原油の市場価格が3月第2週のように「ブレント原油+50ドル」にぶっ飛ぶと、アジア、欧州(北西ヨーロッパ、地中海)、北米で、著しい不均衡が拡大します。それは持続可能ではないので、3月「基準値」確定前に「-50ドル下げ」で月間平均値を調整したと考えています。そして、そのことは来月4月相場の指標になる「ドバイ原油やオマーン原油の2番限」でも同じです。中東原油の「安定供給」が損なわれているなかで、それが「長期化」した場合でも、もはやドバイ原油やオマーン原油が「ブレント原油+50ドル」を買うことはない。

本日330日(月)の目安
中東危機が長期化するとき「安定供給」のプレミアムをどう評価するか?
中東原油の「安定供給」が損なわれているなかでも、それが「長期化」した場合でも、「ブレント/ドバイ」の価格差は持続可能な水準で形成されると思います。

すでに中東原油「ブレント原油+50ドル」のぶっ飛んだ水準は3月第3週に是正した。
3
月の「月末確定値」から「4月への月替わり」という「ややこしい局面」ですが、
ブラッツドバイ原油2番限20264月限、GMEオマーン原油2番限20266月限は「ブレント原油+45ドル」が目安になる公算が大きい。
ICEブレント原油20266月限が「107ドル80セント」であれば、プラッツドバイ原油20264月限は+4ドル50セント、「112ドル30セント」が目安です。

現在の「月末」「月替わり」では下記を目安にします。情勢が変わると目安も変化します。
本日330日(月)朝の試算

プラッツドバイ原油 20263月限= 31カ月間の平均値
プラッツドバイ原油 20264月限=「ブレント原油6月限 +4.50ドル」 112.30ドル
プラッツドバイ原油 20265月限=「ブレント原油7月限 +0.50ドル」 101.30ドル


一般的に言うなら、国際原油取引の指標であるICEブレント原油先物が上昇しておれば、中東原油のアジア向け価格指標のGMEオマーン原油先物やプラッツ社のドバイ原油査定価格も高いのが普通です。しかし、今週の相場は中東原油のアジア向け指標が大幅に下落した。オマーン原油やドバイ原油の1番限が週初から「約-50ドル」下げた。

20263月第3週の中東原油1番限の「-50ドル」下げを解明しておく必要がある。

当社「日報」では324日(火)、中東原油の「安定供給」を焦点になっているとき、国際原油取引の指標であるICEブレント原油先物では「39日の値段がサポートの基準」とお伝えした。

しかし、アジア向け中東原油を考えるとき、それだけでは十分でない。今週の中東原油のアジア向け指標、その1番限の「-50ドル」下げを解明し、「月末納会」と「月替わり」を控えた価格形成を考える必要があると思います。

【データ】わが国石油会社の購入原油価格の基準とCIF予想
日付 オマーン ドバイ 平均値   東京仲値 円貨/KL換算     CIF参考値
省略

●典型は傍流に現れる=GMEオマーン原油
当社の世界観として「典型は傍流に現れる」と考えています。
ガルフ・マーカンタイル取引所(GME)のオマーン原油先物はその「典型」です。

GMEオマーン原油「-50ドル」下げ
GMEオマーン原油先物は、サウジ原油の輸出価格(本船渡し条件)の価格フォーミュラを構成している一つです。
オマーン原油5月限は先週「ブレント原油5月限 +50ドル」のプレミアムを買っていた。
それが今週「-50ドル」下げて、中東原油のプレミアムが消失した。
2
番限以降は一時「ディスカウント」に下げるときがあった。

【データ】ICEブレント原油とGMEオマーン原油マーカープライスの価格差
3
26日(木)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     105.76   100.20    95.45    91.69
オマーン原油     112.42   100.36    96.03    92.49
価格差         +6.66    +0.16    +0.57    +0.80

325日(水)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     98.26    94.68    90.95    87.63
オマーン原油     109.55    87.05    82.42    78.38
価格差        +11.29    -7.63    -8.53    -9.23

324日(火)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     101.89    98.33    94.09    90.42
オマーン原油     139.64   114.39   110.15   106.43
価格差        +37.75   +16.06   +13.06   +16.01

323日(月)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     114.08   109.47   103.89    99.06
オマーン原油     160.20   141.47   136.39   130.43
価格差        +46.12   +32.00   +32.50   +31.37

●プラッツドバイ原油も1番限が下落
プラッツドバイ原油1番限は「1カ月間の平均値」です。
ドバイ原油も3月第3週は1番限が下げた。

【データ】CMEプラッツドバイ原油
日付   3月限    4月限   5月限   6月限   7月限   8月限   9月限
3/27
3/26
   129.994  105.188  98.016  94.189  90.996  88.680  87.085
3/25
   130.932  99.614  93.125  89.939  87.639  85.701  84.369
3/24
   133.596  109.030  97.445  92.737  90.060  87.940  86.548
3/23
   131.969  105.705  92.726  88.575  86.066  84.123  82.872

3/20   134.068  112.835  100.221  95.665  92.656  90.278  88.800
3/19
   137.822  108.650  96.458  93.349  91.017  88.909  87.221

●当社の仮説
これは当社の仮説です。
3
月第3週のアジア向け中東原油1番限の下げは、中東原油3月積みアジア向け輸出価格(FOB)が確定する前の「調整」と推測しています。月末に基準値が確定するので、それまでの45営業日で「アジア向け輸出価格の調整を行っている」可能性が高い。

つまり、こういうことです。プラッツドバイ原油3月限は319日(木)時点で、月間平均値が「137ドル82セント」に達していた。GMEオマーン原油1番限のマーカープライスでも同様です。中東原油のアジア向け指標がこのまま「ブレント原油+50ドル」水準で推移すると、原油の国際価格に著しい不均衡を拡大させる可能性があった。3月のオマーン原油、ドバイ原油の平均値が「1バレル140ドル台」に乗せると、アジア向け3月積みのサウジ原油「アラブ・ライト」「アラブ・エキストラライト」の輸出価格(FOB)も「1バレル140ドル台」で確定させることになってしまう。中東原油のアジア向け3月タームは「2月価格の2倍」になる。

【データ】サウジ原油 20262月積み アジア向け輸出価格(FOB
油種            平均値    調整項   輸出価格(本船渡し)
アラブ・スーパーライト   68.277ドル + 1.95 70.227ドル
アラブ・エキストラライト  68.277ドル + 0.80 69.077ドル
アラブ・ライト       68.277ドル + 0.30 68.577ドル
アラブ・ミディアム     68.277ドル ― 0.85 67.427ドル
アラブ・ヘビー       68.277ドル ― 2.20 66.077ドル

【データ】サウジアラムコの「調整項」
アジア向け調整項
サウジ原油のアジア向け本船渡し価格(FOB)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」に対する「各油種の調整項」で表示される。
油種          2月積み    3月積み    4月積み
スーパーライト    +1.95ドル  +2.15ドル  +4.15ドル
エキストラライト   +0.80ドル  +1.00ドル  +3.00ドル
ライト        +0.30ドル  ±0.00ドル  +2.50ドル
ミディアム      -0.85ドル  -1.25ドル  +0.75ドル
ヘビー         2.20ドル  +2.60ドル ―0.60ドル
西ヨーロッパ向け調整項
サウジ原油の北西ヨーロッパ向けは「ブレント原油(ICE)」に対する調整項で表示される。
油種          2月積み    3月積み    4月積み
エキストラライト   +1.25ドル  +0.95ドル  +4.45ドル
ライト        -0.35ドル  -0.65ドル  +2.85ドル
ミディアム      -1.15ドル  -1.45ドル  +2.05ドル
ヘビー        -3.55ドル  -3.85ドル ―0.35ドル
米国向け調整項
米国向けは「ASCI」(米メキシコ湾岸地域で取引されるマーズ、ポセイドンおよびサザン・グリーンキャニオン原油の平均値)に対する調整項で表示される。
油種          2月積み    3月積み    4月積み
エキストラライト   +4.05ドル  +3.95ドル  +5.95ドル
ライト        +2.20ドル  +2.10ドル  +4.60ドル
ミディアム      +1.70ドル  +1.40ドル  +3.40ドル
ヘビー        +0.95ドル  +0.65ドル  +2.65ドル

米国とイスラエルがイランを攻撃し、中東原油の「安定供給」が損なわれたことによって、3月原油相場で中東原油のアジア向け価格指標は「ブレント原油+50ドル」に噴き上げた。

「ブレント原油+50ドル」で「オマーン原油およびドバイ原油の1カ月間の平均値」が確定するなら、サウジ原油の3月積みアジア向け輸出価格は「1バレル138ドル」や「140ドル台」になる。国際原油取引に過度の不均衡が発生する。

当社では「ブレント原油+50ドル」の中東原油は、国際原油取引の持続可能性の観点から問題を含んでいたと考えています。それゆえ3月第3週、「月末の基準値」と「月替わり」前に、中東原油1番限の「調整」が始まったと考えています。

それはOPECバスケット価格でも同じです。OPECバスケット価格は323日(月)の「145ドル24セント」をピークに、325日(水)には「116ドル96セント」に下げた。いかにアジア向け中東原油の「安定供給」がブチ壊れているとはいえ、アジア向け輸出価格「1バレル140ドル台」、前月比「2倍」には「調整」が働く。

そして、現下の中東危機と「安定供給」の問題が長期化するとき、今後の中東原油の「安定供給」のプレミアムをどのように評価するのか、2番限以降の課題として継続します。

325日(水)~331日(火)のオマーン原油、ドバイ原油について
現在の原油相場は「安定供給」が焦点です。
中東原油の「安定供給」が焦点になっているとき、ICEブレント原油「3月9日」がサポートの基準です。

(ⅰ)アジア向け中東原油を考えるとき、「39日のサポート」だけでは役に立たない。
中東原油=「ブレント原油+50ドル」のプレミアムは、国際市場の不均衡、持続可能性の観点から問題があった。325日(水)~331日(火)は「中東原油1番限の調整」が進展している。
オマーン原油、ドバイ原油1番限は「110ドル」近傍に下げて、3月平均値を「調整」をしていると考えています。

(ⅱ)中東危機が長期化するとき「安定供給」のプレミアムをどう評価するか?
2番限以降の価格形成の問題として引き継ぎます。
現状の「ブレント/ドバイ」の価格差は、今後の前提にしない。
「月末の確定日」と「月替わり」に伴う変化は、前もって、理路整然と理屈をつけるのがむずかしい。ここ45営業日は先入観を持たず、2番限以降の価格形成がどう変化するのか、その変化に注目します。


●資源エネルギー市場のインフレ圧力
中東原油の「安定供給」をめぐる経済危機が、あらゆる領域に波及し、連鎖している。
今朝の金融・債券市場では、米国債入札が低調で、利回りが急伸した。
米金利先物市場は「年内利上げ観測」を織り込み始めた。

327日(金)の想定レンジについて「1㌦=159.90159.65159.40円」とお伝えするつもりでしたが、米2年債利回りが大幅に上昇しているので、「1㌦=159.90円」に伸びると「160.05円あたりを試したくなる」可能性があると思います。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

03/2626)  4.93   4.42   3.96   03/27 159.90-160.05)-159.65159.40
03/25
26)  4.89   4.33   3.84   03/26   159.52
03/24
26)  4.94   4.39   3.90   03/25   158.66
03/23
26)  4.91   4.34   3.83   03/24   158.47
03/20
26)  4.96   4.39   3.88   03/23   159.52

03/1926)  4.83   4.25   3.79   03/20   春分の日
03/18
26)  4.88   4.26   3.76   03/19   159.88
03/17
26)  4.85   4.20   3.68   03/18   159.19
03/16
26)  4.86   4.23   3.68   03/17   159.37
03/13
26)  4.90   4.28   3.73   03/16   159.43

03/1226)  4.88   4.27   3.76   03/13   159.26
03/1126)  4.86   4.21   3.64   03/12   159.09
03/10
26)  4.78   4.15   3.57   03/11   158.23

03/0926)  4.72   4.12   3.56   03/10   157.73
03/05
26)  4.77   4.15   3.56   03/09   158.71

03/0526)  4.74   4.13   3.57   03/06   157.45
03/04
26)  4.72   4.09   3.54   03/05   156.60
03/03
26)  4.70   4.06   3.51   03/04   157.69
03/02
26)  4.70   4.05   3.47   03/03   157.50
02/27
26)  4.64   3.97   3.38   03/02   156.54 米イラン戦争

02/2626)  4.67   4.02   3.42   02/27   155.81
02/25
26)  4.70   4.05   3.45   02/26   156.16
02/24
26)  4.70   4.04   3.43   02/25   155.83 日銀審議委員後任人事
02/23
26)  4.70   4.03   3.43   02/24   154.86

02/2026)  4.72   4.08   3.48   02/23   天皇誕生日


●中東原油の「安定供給」が焦点、そのサポート水準
324日(火)の「日報」で、中東原油の「安定供給」を焦点になっているとき「39日」がサポートの基準になるとお伝えした。

202639日のサポート
限月              当社が想定したレンジ
ICE
ブレント202605月限     99.75 ― 98.96ドル

ICEブレント202606月限     93.18 - 93.72ドル
ICEブレント202607月限     88.19 - 88.95ドル
ICEブレント202608月限     84.01 - 85.23ドル
ICEブレント202609月限     79.00 - 82.40ドル
ICEブレント202610月限     78.05 - 80.15ドル

●今朝のICEブレント原油先物
ブレントは原油は、予想通り、「39日」の当社想定レンジがサポートとして働いた。

ICEブレント原油先物 2026326日(木)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値
05
月限 2026  102.93
06
月限 2026  97.93
07
月限 2026  93.26
08
月限 2026  89.77
09
月限 2026  87.16
10
月限 2026  85.02
11
月限 2026  83.57
12
月限 2026  82.31

ICEブレント原油先物 2026325日(水)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
05月限 2026  100.32  103.37  97.15  102.22  103.20  +3.21
06月限 2026  96.60  98.42  93.45  97.26  98.06  +2.10
07月限 2026  92.41  94.00  89.44  92.93   93.51  +1.97
08月限 2026  88.75  90.38  86.10  89.39  90.02  +2.18
09月限 2026  86.18  87.81  83.89  86.92  87.45  +2.10
10月限 2026  84.25  85.77  82.13  84.98  85.42  +0.95
11月限 2026  82.81  84.21  80.83  83.50  83.87  +2.13
12月限 2026  81.67  82.97  79.73  82.29  82.21  +1.28

但し、アジア向け中東原油を考えるとき、それだけでは役に立たない。
3
25日(水)から331日(火)に至る一週間は、ややこしいところでもあるので、本日26日(木)はこの「ややこしい要素」について説明します。

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●来週の「月末納会」と「月替わり」を控えて、ややこしくしている要素
すでに今週3月第3週の相場で、ICEブレント原油の取引の指標、取組高と出来高の中心が2番限に移行している。ここから331日にかけて、1番限よりも2番限が重要です。月末の最終取引日(納会落ち)を控えた1番限よりも、このあと、4月相場で指標となる2番限(20266月限)の価格形成を見なければならない。

(ⅰ)ブレント期近5月限は、来週331日(火)が最終取引日(納会)です。
(ⅱ)ブレント原油の商いの中心は、すでに期近5月限から2番限6月限に移行しています。
(ⅲ)今後の「月替わり」の相場を代表するのはブレント原油2番限20266月限です。

ガルフ・マーカンタイル取引所(GME)オマーン原油も331日(火)が5月限納会です。
TOCOM
プラッツドバイ原油も331日(火)に「3月限最終決済価格」、4月限が1番限に回る。

GMEオマーン原油先物
ガルフ・マーカンタイル取引所(GME)のオマーン原油先物はその典型です。

GMEオマーン原油は、いつも月末の納会前にややこしい動きを繰り返している。
納会前の45日、急に価格形成のパターンが変わる。
今週もGMEオマーン原油の価格形成が急に変化し、2番限からブレント原油に対して「ディスカウント」に下げた。
GMEオマーン原油で凄まじいことが起きています。

ICEブレント原油とGMEオマーン原油マーカープライスの価格差
325日(水)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     98.26    94.68    90.95    87.63
オマーン原油     109.55    87.05    82.42    78.38
価格差        +11.29    -7.63    -8.53    -9.23

324日(火)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     101.89    98.33    94.09    90.42
オマーン原油     139.64   114.39   110.15   106.43
価格差        +37.75   +16.06   +13.06   +16.01

323日(月)     5月限    6月限    7月限    8月限
ブレント原油     114.08   109.47   103.89    99.06
オマーン原油     160.20   141.47   136.39   130.43
価格差        +46.12   +32.00   +32.50   +31.37

●ブレント原油とドバイ原油の価格差
ICE
ブレント原油とプラッツドバイ原油の価格差についても、変化する可能性が高い。
月末と月替わりに向けて、中東原油の価格形成にあたらしい秩序とパターンが形成される可能性があります。

①現状の「ブレント/ドバイ」の価格差を前提にしない。
②ここ45営業日は「価格差も変化する」と想定し、先入観を持たずに臨みます。
③月末の最終取引日と月替わりに伴う変化は、理路整然と理屈をつけるのがむずかしい。

今週のGMEオマーン原油は、上に記したように、激しく変化している。
ここでは、変化を見逃さないようにすることが重要です。

(1)324日(火)の「日報」で「ICEブレント39日」をサポートの基準とお伝えした。
この考えは維持し、検証しながら臨みます。
(2)同時に、「月末納会」と「月替わり」の変化を見逃さないようにします。
「月末納会」と「月替わり」は価格形成の秩序とパターンが変わるときがあります。
「月末納会」と「月替わり」は、延長ではなく、パターンの変化をともなうことがある。
(3)現在の原油相場は中東原油の「安定供給」がテーマ。その一方で「月末納会」と「月替わり」は、中東原油の価格形成のパターンが変化する可能性があるので注意して臨みます。


●中東原油の「安定供給」を焦点とするときのサポート水準
(ⅰ)2026228日、米国とイスラエルがイランを攻撃し、この戦争で中東原油の「安定供給」の前提はふっ飛んだ。
(ⅱ)中東原油の「安定供給」が市場テーマになった。
(ⅲ)「安定供給」が焦点となるとき、当社は「39日」がサポートの基準と考えています。
※昨日324日(火)の「日報」でお伝えしたことを引き継いでいます。
※もういちど、午前10時からの取引で確かめます。

202639日を基準にしたサポート
限月             当社のサポート想定レンジ
ICE
ブレント202605月限     99.75 ― 98.96ドル

ICEブレント202606月限     93.18 - 93.72ドル
ICEブレント202607月限     88.19 - 88.95ドル
ICEブレント202608月限     84.01 - 85.23ドル
ICEブレント202609月限     79.00 - 82.40ドル
ICEブレント202610月限     78.05 - 80.15ドル

●本日325日(水)のドバイ原油の目安
現在の相場の焦点は中東の資源エネルギーの「安定供給」
(ⅰ)安定供給とは、たとえば水道のハンドルを回せば水が出るように、ガス栓をヒネればガスが出るように、すべての企業活動の前提になるものです。現在の相場は値段が高いとか安いとかの一般的な需給ではなく、「安定供給」が焦点になっていることに注意が必要です。(ⅱ)安定供給が損なわれると、その影響はすべての領域で連鎖します。文字通り「大変な」相場です。そのとき、個人投資家が目先の高安に目を奪われていると「場違い」の思惑になります。

プラッツドバイ原油 3月限 =「 ICEブレント原油5月限 55.00ドル
プラッツドバイ原油 4月限
 =「 ICEブレント原油6月限 + 8.80ドル
プラッツドバイ原油 5月限
 =「 ICEブレント原油7月限 + 1.80ドル
プラッツドバイ原油 6月限
 =「 ICEブレント原油8月限 + 1.10ドル

●大型タンカー(VLCC)スポット運賃市況
「ペルシャ湾(ラスタヌラ)積み―中国」のワールドスケール(WS
 出所:海事プレス ONLINE
03/2303/27週平均値
03/16
03/20週平均値    464.57
03/09
03/13週平均値    436.53

03/0203/06週平均値    455.76
02/23
02/27週平均値    209.47

02/1602/20週平均値    156.35
02/09
02/13週平均値    135.96
02/02
02/06週平均値    139.09
01/26
01/30週平均値    103.70
01/19
01/23週平均値    123.95
01/12
01/16週平均値    103.19
01/05
01/09週平均値    61.58

●生臭い話トランプ投稿前に先物取引急増
昨夜のブルームバーグは次のように伝えた。

Futures Markets Saw Trading Spike Before Trump's Iran Post
イラン発電所への攻撃計画を5日延期するとのトランプ米大統領のSNS投稿の15分前に、原油や株式の先物取引が急増していたことがわかった。

ブルームバーグがまとめた取引所データによると、米ニューヨーク時間323日午前649分からの2分間に、少なくとも600万バレル相当のブレント原油およびWTIが売られた。これに対し、同時間帯の過去5営業日の平均は70万バレル相当にとどまる。

米株価指数先物でも同様の取引急増が確認された。S&P500種株価指数数先物では約6000枚、名目元本ベースでおよそ20億ドル(約3200億円)相当が取引された。通常は薄商いの寄り付き前取引がそのとき異例の多さになった。こうした異常な取引パターンは、ドイツのDAX指数先物やユーロ・ストックス50指数先物、ナスダック指数やラッセル2000指数の先物など、複数の株価先物でも確認された。天然ガス先物も急増した。

米ニューヨーク時間323日午前649分からの2分間、大規模な取引が行われた。これらの取引が何だったのか分かっていない。トランプ氏は午前75分頃投稿した。トランプの投稿を受け、ブレント原油価格は一時14%急落。米国と欧州の株式市場では、日中の値幅が約4%に達した。

●「安定供給」に関連する海運業界のニュース
①ホルムズ海峡をめぐる緊張が長期化するなか、海運業界ではバンカーオイル(船舶燃料)の供給構造が大きく変化している。燃料価格が上昇しただけでなく、供給の地域偏在が顕著になった。そのため船社は補給港の見直しや運航計画の再設計を迫られていると伝えた。

②イランはイスラム革命防衛隊(IRGC)主導で、事前承認を受けた船舶のみを通過させる「許可制航路」を構築しようとしている。通航の対価として約200万ドルが支払われたケースも確認されており、従来の個別交渉から、登録・審査を伴う半公式プロセスへの移行。インド、パキスタン、イラク、マレーシア、中国など複数の国がイランと交渉し、航行計画を調整していると伝えられる。一方、米国はこれを容認しないので、イランに通航の承認を得ること自体がリスクとなる。以下、省略。


ロバート・ゲイツ元国防長官は、2014年の「回顧録」(DUTY)で次のように記していた。
「私(Robert Gates)はこの(オバマ)政権で異端分子であるばかりか、老いぼれの立場であった。ブッシュ大統領とでは、私が3歳年上なだけだったが、オバマ大統領は私よりも20歳近く若い。新政権で任命された閣僚より下のレベルの有力な高官、とくにホワイトハウスのスタッフには、私がCIA長官だった当時はまだ大学生-あるいは高校生だったという人も多かった。すぐにホワイトハウスのスタッフが私を『ヨーダ』というニックネームで呼ぶようになったのも無理はない。」

「世代と職務経験の違いのせいか、彼らと私とでは、物事を考える際の基準となるものがかなり違っていた。私という人間を形作っている経験といえば、ベトナム戦争であり、世界を終わらせたかもしれないソ連との対立であり、世界規模の冷戦だった。一方、彼らにとってのそれは、1990年代の米国の圧倒的優位であり、2001911日の同時多発テロであり、アフガニスタンとイラクでの戦争だ。私の経験では、国家安全保障問題には超党派的な体制で臨むことが普通だったが、彼らにとってはそうではなかった。」

ロバート・ゲイツ元国防長官 1943925日-
ジョー・バイデン元大統領   19421120日-
ドナルド・トランプ大統領   1946614日-
みなさん、高齢な方々です。

本日324日(火)の価格見通しと価格試算をします。
相場の焦点は、中東の資源エネルギーの「安定供給」です。

3月9日(月)の高下を基準に「サポート水準」を想定します。

39日の基準
3月相場における「9日(月)のサポート」を想定しています。

39日のサポート
限月             当社が想定するサポート水準
ICE
ブレント202605月限     99.75 ― 98.96ドル

ICEブレント202606月限     93.18 - 93.72ドル
ICEブレント202607月限     88.19 - 88.95ドル
ICEブレント202608月限     84.01 - 85.23ドル
ICEブレント202609月限     79.00 - 82.40ドル
ICEブレント202610月限     78.05 - 80.15ドル

●本日324日(火)の原油相場
本日324日(火)は、当社が想定する「39日(月)のサポート」が働くと思います。

ICEブレント原油先物 2026324日(火)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値
05
月限 2026  100.88
06
月限 2026  97.12
07
月限 2026  92.64
08
月限 2026  88.81
09
月限 2026  86.03
10
月限 2026  84.34
11
月限 2026  82.74
12
月限 2026  81.06

ICEブレント原油先物 2026323日(月)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
05
月限 2026  113.76  114.43  96.00  99.94  100.06  -9.49
06
月限 2026  107.50  109.78  91.70  95.92  96.07  -8.34
07
月限 2026  101.36  104.23  88.00  91.68   92.00  -6.48
08
月限 2026  96.89  99.45  84.43  87.96  88.20  -5.61
09
月限 2026  93.21  95.99  82.15  85.31  85.41  -4.59
10
月限 2026  89.96  93.23  80.30  83.22  83.55  -3.63
11
月限 2026  88.01  91.15  78.98  81.71  82.01  -3.14
12
月限 2026  86.50  89.54  77.83  80.55  80.31  -4.11

●プラッツドバイ原油
現在の相場の焦点は、中東の資源エネルギーの「安定供給」です。

(ⅰ)安定供給とは、たとえば水道のハンドルを回せば水が出るように、ガス栓をヒネればガスが出るように、すべての企業活動の前提になるものです。現在の相場は値段が高いとか安いとかの一般的な需給ではなく、「安定供給」が焦点になっていることに注意が必要です。

(ⅱ)安定供給が損なわれると、その影響はすべての領域で連鎖します。文字通り「大変な」相場です。そのとき、個人投資家が目先の高安に目を奪われていると「場違い」の思惑になります。

(ⅲ)昨日323日(月)東京時間午後530分のドバイ原油は「170.18ドル」であった。

324日(火)ドバイ原油の目安

プラッツドバイ原油 3月限 =「 ICEブレント原油5月限 55.00ドル
プラッツドバイ原油 4月限
 =「 ICEブレント原油6月限 + 9.78ドル
プラッツドバイ原油 5月限
 =「 ICEブレント原油7月限 + 1.00ドル
プラッツドバイ原油 6月限
 =「 ICEブレント原油8月限 + 0.60ドル

プラッツドバイ原油 3月限 =「 102.80 55.00ドル    157.80ドル
プラッツドバイ原油 4月限
 =「  98.98 + 9.78ドル    108.76ドル
プラッツドバイ原油 5月限
 =「  94.66 + 1.00ドル     95.66ドル
プラッツドバイ原油 6月限
 =「  90.75 + 0.60ドル     91.35ドル

1ドル=158.58円で換算します。

プラッツドバイ原油 3月限 =  157.80ドル   157,380
プラッツドバイ原油 4月限
 =  108.76ドル   108,470  -9,530円安
プラッツドバイ原油 5月限
 =  95.66ドル    95,410 -7,690円安
プラッツドバイ原油 6月限
 =  91.35ドル    91,110 -8,390円安

とてもおおざっぱな試算です。本日午後530分の査定価格で確かめます。
午後630分に、ウェブサイトで更新します。


316日(月)の「日報」(為替)で、
(ⅰ)316日(月)~19日(木)は、もやは「それ行けドンドン」の円安ではない。
(ⅱ)市場はここで「小休止」になる。
(ⅲ)このあたりにとどまる可能性が高い。
(ⅳ)当局の責任者の方を見ることになる、とお伝えした。

1㌦=159.95159.50159.05円」を中心にしたレンジを想定した。

そして、319日(木)も引き続き、この考えを継続するとお伝えした。

(ⅰ)もはや「それ行けドンドン」の円安ではない。
(ⅱ)市場はここで「小休止」になる。
(ⅲ)このあたりにとどまる可能性が高い。
(ⅳ)当局の責任者の方を見ることになる。

当社は当面の「全体観」として、そのように考えています。
現在の市場の参加者は、すでに現状に適応したポジションに調整していると推測するからです。言い換えれば、ここで相場が高下しても、あらたな連鎖反応は発生しにくい。

相場のテクニカルな波乱は、ポジションの連鎖反応によって拡大します。
連鎖反応が拡大する相手がいなければ、このあたりにとどまる可能性が高い。
そういう意味です。
本日323日(月)は前週の継続として予想します。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
3
23日(月)「1ドル=159.75159.25158.75円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付   東京仲値

03/2026)  4.96   4.39   3.88   03/23 159.75159.25158.75

03/1926)  4.83   4.25   3.79   03/20   春分の日
03/18
26)  4.88   4.26   3.76   03/19   159.88
03/17
26)  4.85   4.20   3.68   03/18   159.19
03/16
26)  4.86   4.23   3.68   03/17   159.37
03/13
26)  4.90   4.28   3.73   03/16   159.43

03/1226)  4.88   4.27   3.76   03/13   159.26
03/1126)  4.86   4.21   3.64   03/12   159.09
03/10
26)  4.78   4.15   3.57   03/11   158.23

03/0926)  4.72   4.12   3.56   03/10   157.73
03/05
26)  4.77   4.15   3.56   03/09   158.71

03/0526)  4.74   4.13   3.57   03/06   157.45
03/04
26)  4.72   4.09   3.54   03/05   156.60
03/03
26)  4.70   4.06   3.51   03/04   157.69
03/02
26)  4.70   4.05   3.47   03/03   157.50
02/27
26)  4.64   3.97   3.38   03/02   156.54 米イラン戦争

02/2626)  4.67   4.02   3.42   02/27   155.81
02/25
26)  4.70   4.05   3.45   02/26   156.16
02/24
26)  4.70   4.04   3.43   02/25   155.83 日銀審議委員後任人事
02/23
26)  4.70   4.03   3.43   02/24   154.86

02/2026)  4.72   4.08   3.48   02/23   天皇誕生日

02/1926)  4.70   4.08   3.47   02/20   155.15
02/18
26)  4.71   4.09   3.47   02/19   154.79

02/1726)  4.68   4.05   3.43   02/18   153.24 高市内閣 2.0
02/16
26)  Washington's Birthday     02/17   153.34
02/13
26)  4.69   4.04   3.40   02/16   153.09 高市/植田会談


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