国際原油取引の指標はICEブレント原油先物。
その79日(木)の「高値/安値」は、前日78日(水)の「高値/安値」の範囲内であった。
つまり、インサイドデイ。

したがって、本日710日(金)のブレント原油先物は、売り方が9月限「75.44ドル」以下を試しに来る可能性が高い。市場人気は通例、短期バイアスに追従するので、9月限「75.44ドル」以下に動くと、思惑人気もこれに追随する可能性が高い。
この点に注意しておく必要があります。

本日710日(金)は、東京時間午後530分のアジア査定時間に向けて、ブレント原油9月限を「75.44ドル」以下を試しに来る動きを想定し、その中にあっても、原油相場が「粘ばい(ねばい)動き」を継続できるかどうかを調べます。

【1】インサイドデイ、ICEブレント原油先物の攻防の焦点
ICEブレント原油先物は78日(水)、9日(木)が「インサイドデイ」であったことから、
本日10日(金)は売り方が9月限を「75.44ドル」以下に押し込もうとすると思います。

ブレント原油9月限が「75.44ドル」以下に押したとき、市場人気は「短期バイアスのテクニカルに追従する」可能性が高い。市場人気は、動いた方向に追従しやすい特徴があります。

本日10日(金)はそうした点に注意します。
当社は引き続き、ブレント9月限「71.5582.25ドル」レンジを想定します。

ICEブレント原油先物 202679日(木)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  78.99  79.25  75.58  76.30  75.90  -3.58
10
月限 2026  78.60  78.67  75.52  76.20  75.80  -3.13
11
月限 2026  77.93  78.09  75.26  75.87  75.49  -2.84
12
月限 2026  77.50  77.55  74.99  75.55  75.45  -2.35
01
月限 2027  76.85  77.07  74.68  75.22  74.73  -2.30
02
月限 2027  76.33  76.59  74.34  74.87  74.37  -2.29
03
月限 2027  75.92  76.12  74.01  74.53  74.02  -2.21

ICEブレント原油先物 202678日(水)
限月      始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  76.17  80.59  75.44  78.02  79.48  +3.54
10
月限 2026  75.93  79.83  75.22  77.57  78.93  +3.21
11
月限 2026  75.60  79.01  74.91  77.03  78.31  +2.93
12
月限 2026  75.27  78.32  74.62  76.60  77.80  +2.75
01
月限 2027  74.88  77.72  74.33  76.20  77.03  +2.34
02
月限 2027  74.58  77.14  74.03  75.81  76.66  +2.32
03
月限 2027  74.26  76.64  73.67  75.43  76.23  +2.23

【2】7月中旬~下旬のレンジについて
当社は629日(月)の「日報」で「仮説」をお伝えした。
米国とイランの覚書(MoU)は継続している。
7月相場のレンジとして、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」。

(ⅰ)興行が続いているとき、2月末の米国とイスラエル共同のイラン攻撃以前の値段に下がることはない。
→ ブレント原油9月限では「70.7671.55ドル」がサポートになる。

(ⅱ)米イラン双方ともに「終わりの見えない経済的‌消耗」と「政治的な不確実性」は避けようとする。このため興行を中止にしない
 7月のレンジとして、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」を想定した。

(ⅲ)7月中旬から下旬を考えたとき、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」では、想定レンジとして狭すぎる。
→ 
昨日79日(木)、ブレント原油9月限「71.5582.25ドル」に拡張した。

現在は、7月中旬~下旬のレンジについて、ブレント9月限「71.5582.25ドル」を想定しています。

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本日710日(金)の注意点
冒頭で記したように、78日(水)、9日(木)が「インサイドデイ」であったことから、
本日10日(金)の相場は、ブレント原油9月限を「75.44ドル」以下に押し込もうとする動きが続くと思います。

ブレント原油9月限を「75.44ドル」以下を幾度か試しに来る動きを想定します。
しかし、その中にあっても、9月限「75.44ドル」で粘ばい(ねばい)動きを継続できるかどうかを調べます。ここが重要な攻防になる可能性が高い。

【3】本日710日(金)のプラッツドバイ原油について
おおざっぱな見当
プラッツドバイ原油7月限=ブレント原油 09月限6.50ドル
プラッツドバイ原油8月限=ブレント原油10月限4.05ドル
プラッツドバイ原油9月限=ブレント原油11月限3.45ドル


73日(金)から「1㌦=160.75円」をドル円の買いの基準にしています。

7/9(木)19:54配信共同通信 高市早苗政府の小細工
高市早苗政府が経済財政運営の指針「骨太方針」案で、日本銀行の独立性に言及する方向で調整に入ったことが79日(木)分かった。金融市場で6月公表の原案が「日本銀行の利上げけん制」と受け止められたため、政府が金融政策に強い介入意図がないことを明示する。長期金利の指標となる新発10年債の利回りは79日(木)、約298カ月ぶりの高水準となる2.900%を一時付け、高市政権の危機感が強まっている。

文言の手直しで政策が変わるものではない。

●資料 61516日開催の金融政策決定会合
決定会合には、高市早苗政府から財務大臣の代理者と城内実経済財政担当大臣が出席した。
城内実は202510月以降、経済財政担当大臣として決定会合に出席している。

61516日の金融政策決定会合で政府側から出された意見

財務省(財務大臣の代理者)

日本銀行には、政府との緊密な連携のもと、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けた適切な金融政策運営を期待する。

ご提案については本会合で適切にご判断いただきたいが、政策金利の変更については市場等に丁寧に政策趣旨を説明し、今回の変更が経済・物価に与える影響等を丁寧に点検していただきたい。国債買入れについては、市場動向を注視し、必要に応じて機動的な対応をお願いしたい 。

内閣府(城内実経済財政担当大臣)

今回の利上げにつき説明責任を果たすとともに、過度な景気変動が生じた場合には主体的かつ適切な対応が重要である。今後の成長型経済への変化が重要であり、マクロの需給動向と物価の関係の慎重な確認が必要である。

国債買入れについては、バランスシート縮小がもたらすマクロ的な影響の確認、市場安定のための適切な対応が必要である。

以上を含め、高市内閣が進める危機管理投資・成長投資等の取組につき理解の上で適切な政策運営を期待する。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
1㌦=160円台」は、高市早苗政府の経済政策、金融政策、財政政策の持続可能性に対する信認の低下を表しています。「1㌦=160円台」というのは、そういうものとして理解しています。

小細工は通用しない。
目の前のレンジについて、先入観を持たず、細かく予想しながら行きます。
710日(金)「1㌦=162.65162.35162.05円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

07/0926)  5.05   4.54   4.16   07/10 162.65162.35162.05
07/08
26)  5.06   4.56   4.21   07/09   162.54
07/07
26)  5.05   4.55   4.19   07/08   162.37
07/06
26)  4.99   4.48   4.13   07/07   162.14
07/03
26)  Independence Day       07/06   161.58

07/0226)  4.98   4.49   4.14   07/03   161.27
07/01
26)  4.97   4.48   4.17   07/02   162.65
06/30
26)  4.91   4.44   4.14   07/01   162.73
06/29
26)  4.86   4.38   4.10   06/30   162.39
06/26
26)  4.87   4.38   4.07   06/29   161.76

06/2526)  4.86   4.40   4.09   06/26   161.90
06/24
26)  4.86   4.41   4.11   06/25   161.82
06/23
26)  4.94   4.50   4.16   06/24   161.66
06/22
26)  4.95   4.51   4.24   06/23   161.63
06/19
26)  Juneteenth Day        06/22   161.60

06/1826)  4.90   4.46   4.19   06/19   161.17
06/17
26)  4.93   4.49   4.20   06/18   160.81
06/16
26)  4.93   4.43   4.05   06/17   160.46
06/15
26)  4.97   4.47   4.07   06/16   160.28
06/12
26)  4.97   4.48   4.09   06/15   160.18

06/1126)  4.95   4.45   4.05   06/12   160.18
06/10
26)  5.03   4.55   4.13   06/11   160.61
06/09
26)  5.01   4.53   4.13   06/10   160.45
06/06
26)  5.03   4.56   4.15   06/09   160.32
06/05
26)  5.01   4.55   4.17   06/08   160.38

本日79日(木)の「日本経済新聞」3面には「米、イラン原油再び禁輸」、
「商船攻撃に報復、海峡巡り食い違い」「トランプ氏 停戦終わった」との記事があります。

しかし、当社は、プロレス興行は続いていると考えています。
興行が続いていることを前提に分析します。

●プロレスの興行
当社は「米イラン協議」を「プロレス興行」のようなものとお伝えしてきた。

「場外乱闘」や「反則技」があっても、それによって「中止」になることはない。
興行はナンダカンダと長引き、長期化する可能性が高い。

●プロレス興行中の原油相場
6
29日(月)の「日報」で、当面の7月相場のレンジとして、ブレント原油2026年9月限「71.5579.70ドル」を展望した。

(ⅰ)プロレス興行が続いているとき、2月末に米国とイスラエルが共同でイラン攻撃をおこなったときより前の値段にまで下落することはない。
→ ブレント原油9月限では「70.7671.55ドル」がサポートになる。

(ⅱ)米イラン双方ともに「終わりの見えない経済的‌消耗」と「政治的な不確実性」の局面に突入するような事態は避けようとする。
 → このため米国とイランの覚書(MoU)は継続する。
7月相場の継続可能なレンジとして、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」を想定した。

78日(水)~79日(木)
昨日78日(水)から「停戦が終わった」との報道がある。
しかし、原油相場の値動きは「継続パターン」です。

当社が想定したレンジにあり、値動きを見るかぎり、プロレス興行は続いていると思います。

米国とイランは、互いに圧力を持続させている。その一方で、米イラン双方ともに「終わりの見えない経済的‌消耗」と「政治的な不確実性」の局面に突入することは避けようとする。なによりイラン指導部は短期的な資金の獲得に執着している。
当社は、米国とイランの覚書(MoU)は継続していると分析しています。

●プロレス興行の継続、7月中旬~下旬のレンジについて
629日(月)の「日報」で、当面の7月相場について
ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」にサポート

ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」レンジ、と想定した。

7月中旬から下旬に向けてもそれを引き継ぎます。
但し、このあとのレンジ予想は少し拡張します。
ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」は狭すぎるので、7月中旬から下旬のレンジは
71.5582.25ドル」に拡張します。

ブレント原油9月限の範囲は「71.5582.25ドル」に拡張します。

国際原油取引の指標、ICEブレント原油先物
ICE
ブレント原油先物 202678日(水)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09
月限 2026  76.17  80.59  75.44  78.02  79.48  +3.54
10
月限 2026  75.93  79.83  75.22  77.57  78.93  +3.21
11
月限 2026  75.60  79.01  74.91  77.03  78.31  +2.93
12
月限 2026  75.27  78.32  74.62  76.60  77.80  +2.75 
01
月限 2027  74.88  77.72  74.33  76.20  77.03  +2.34 
02
月限 2027  74.58  77.14  74.03  75.81  76.66  +2.32 
03
月限 2027  74.26  79.64  73.67  75.43  76.23  +2.23

●本日79日(木)のプラッツドバイ原油について
おおざっぱな見当
プラッツドバイ原油7月限=ブレント原油 09月限-6.60ドル
プラッツドバイ原油8月限=ブレント原油10月限-4.05ドル
プラッツドバイ原油9月限=ブレント原油11月限-3.15ドル

あくまで、おおざっぱなものです。
価格形成のパターンが、再び、変化しているので、上記の試算は目安です。


73日(金)から「1㌦=160.75円」を買いの基準にしています。

●昨日78日(木)のロイター
2026
78[ロイター]
円貨建て債券(円債)市場では長期金利が一時2.865%30年ぶりの高水準を更新、3%超えが意識され始めている。「骨太の方針」の記述にみられる政府の姿勢への懸念が背景にある。
高市早苗政府の財政政策への警戒感がより強い金利上昇圧力にな​っているとみられている。

目立つ10年・20年債の金利上昇
新発10年債利回り(長期金利)は78日、一時2.865%と1996年以来30年ぶりの高水準を付けた。新発20年債利回りも一‌時3.850%と1996年以来の高水準を更新。いずれも1週間超で20bp以上の上昇幅となる。

経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案の文言から、高市早苗政権が日銀の利上げに慎重との受け止めが広がったことや、7月に取りまとめる成長戦略で2040年度までに官民で累計370兆円超を投資する構想を明らかにしたことが背景にある。

高市政権が掲げる成長戦略での積極投資で今後、3%超の名目成長​率が継続するなら「インフレにならざる得ない状況。日銀が独立性を保ち、政策金利は最低でも2%に引き上げるなど適切な水準にすることが必要だ」(国内銀の運用担​当)との声が出ている。

財政政策の不透明感
ニッセイ基礎研究所の金​融調査室長、福本勇樹氏は「日銀の政策姿勢に対しては市場は評価している一方、高市政権による財政拡張政策について憂慮していることが今回の金利上昇圧力の発端だ」と‌みる。

岡三証券のチーフ債券ストラテジスト、長谷川直也氏は、財政政策の先行き不透明感は投資家の手控えにつながりやすいと指摘。一方で、毎月の入札など供給イベントは続いていくとし、「需給が悪化していくとの警戒感が、さらに需要を抑制していくという悪循環に入りつつある」との見方を示す。

長期金利3%到達しても金利低下は困難か
円債市場では、金利上昇局面では打診買いに支えられる場面がある一方、その後、再び売り直されることを繰り返しており「新発10年債利回りは2.8%台が定着しつつある」(国内証券債​券セールス担当)との見方も出てい​る。

城内実経済財政相が77日、骨太の方針原案を巡る金融市場の懸念は誤解と述べるなど、政権からのコミュニケーションはみられるが、78日の市場でも金利は上昇。市場では「財源は明示されず、言葉とは裏腹に実体が伴っていない。不確実性に対してリスクを取れない」(国内運用会社​のファンドマネジャー)との受け止めだ。

富国生命保険の有価証券部部長兼資金債券グループ課長、大泉洋栄氏は「足​元の長期金利は2.753%のレンジに引き上がっている」とし、「元のレンジに戻るような材料は乏しく、(長期金利は)3%に向かっている状況だ」との見方を示す。

長期金利が一気に3%まで到達した場合、「投資妙味が出始めるとみられ、いったんは買いが入る可能性はある」(前出の国内銀の運用担当)という。ただ、金利低下に転じるなどの地合い好転は難しいとの見方が大勢だ。

財政拡張政策への警戒​感が継続するとみられ、今後は概算要求や秋の補正予算、来年度の予算案をにらみながら、投資家​の手控えムードが継続しやすい。

ニッセイ基礎研の福本氏は、財政拡張政策に対して市場の信認が低下すれば、債券安と円安が同時に発生する可能性があると指摘。スパイラル的な物価高が長期化する懸​念から、日銀の金融引き締め度合いが強まり、「リスクシナリオとして、長期金利が3%を超える可能性が意識されてもおかしくない」とみる。」

債券市場から厳しい声が聞こえてくる
1㌦=160円台」は、高市早苗政府の経済政策、金融政策、財政政策の持続可能性に対する信認の低下を表しています。1㌦=160円台」というのは、そういうものとして理解しています。

●米国債の利回りと為替(ドル円)
目の前のレンジについて、先入観を持たず、細かく予想しながら行きます。
本日79日(木)「1㌦=162.75162.35161.95円」

米国     米30年債  10年債 2年債   日本
日付     利回り  利回り  利回り    日付  東京仲値

07/0826)  5.06   4.56   4.21   07/09 162.75162.35161.95
07/07
26)  5.05   4.55   4.19   07/08   162.37
07/06
26)  4.99   4.48   4.13   07/07   162.14
07/03
26)  Independence Day       07/06   161.58

07/0226)  4.98   4.49   4.14   07/03   161.27
07/01
26)  4.97   4.48   4.17   07/02   162.65
06/30
26)  4.91   4.44   4.14   07/01   162.73
06/29
26)  4.86   4.38   4.10   06/30   162.39
06/26
26)  4.87   4.38   4.07   06/29   161.76

06/2526)  4.86   4.40   4.09   06/26   161.90
06/24
26)  4.86   4.41   4.11   06/25   161.82
06/23
26)  4.94   4.50   4.16   06/24   161.66
06/22
26)  4.95   4.51   4.24   06/23   161.63
06/19
26)  Juneteenth Day        06/22   161.60

06/1826)  4.90   4.46   4.19   06/19   161.17
06/17
26)  4.93   4.49   4.20   06/18   160.81
06/16
26)  4.93   4.43   4.05   06/17   160.46
06/15
26)  4.97   4.47   4.07   06/16   160.28
06/12
26)  4.97   4.48   4.09   06/15   160.18

06/1126)  4.95   4.45   4.05   06/12   160.18
06/10
26)  5.03   4.55   4.13   06/11   160.61
06/09
26)  5.01   4.53   4.13   06/10   160.45
06/06
26)  5.03   4.56   4.15   06/09   160.32
06/05
26)  5.01   4.55   4.17   06/08   160.38


今週のシカゴ(CBOT)先物の下落は、米農務省発表前のファンドの建玉調整の可能性が高い。

●明日710日(金) 米農務省発表、「需給見通し」改定
米国トウモロコシは3カ月ごとに約1億トン」消費しています。
米農務省は710日発表の需給見通しで、「2025/26市場年度の期末在庫」(202691日)を改定します。6月全米在庫を踏まえて、どのように推定するか注目です。

61日全米在庫と「2025/2026市場年度の期末在庫」
米国トウモロコシの全米在庫(トン換算)
2026
091日 米農務省前回予想 ※ 5448万トン   ( 214500万ブッシェル )
2026
061日 全米在庫     134494,830トン 5294828千ブッシェル)
2026
031日 全米在庫     229377,390トン 9030190千ブッシェル)
2025
121日 全米在庫     337983,520トン13305825千ブッシェル)

【1】米国農産物先物の相場表
米国現地202678日(水)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 645'25 -7'50  607'75 -10'75  435'00 -8'75  08月限 1193'25 -0'50
12月限 2026 659'75 -7'50  623'25 -10'50  456'25 -8'00  09月限 1183'50 -3'50
03月限 2026 671'75 -7'50  637'00 -10'00  471'50 -7'50  11月限 1192'25 -5'50
05月限 2026 679'75 -7'00  645'25 -9'50  480'25 -7'00  01月限 1205'75 -5'00

米国現地202677日(火)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 652'75 +3'00  618'50 +4'50  443'75 +5'50  08月限 1193'75 +9'75
12月限 2026 667'25 +3'00  633'75 +5'25  464'25 +6'50  09月限 1187'00 +6'00
03月限 2026 679'25 +2'75  647'00 +6'00  479'00 +6'50  11月限 1197'75 +5'50
05月限 2026 686'75 +2'75  654'75 +6'75  487'25 +6'75  01月限 1210'75 +5'25

米国現地202676日(月)
限月     KCBT硬質冬小麦  CBOT軟質冬小麦 CBOTトウモロコシ       CBOT大豆
09月限 2026 649'75 +11'25  614'00 +14'25  438'25 +15'25  08月限 1184'00 +47'75
12
月限 2026 664'25 +12'00  628'50 +14'50  457'75 +16'25  09月限 1181'00 +45'00
03
月限 2026 676'50 +12'75  641'00 +14'50  472'50 +16'25  11月限 1192'25 +44'50
05
月限 2026 684'00 +12'75  648'00 +14'00  480'50 +15'50  01月限 1205'50 +43'25

【2】CBOTトウモロコシ先物の値段と建玉
710日(金)に米農務省発表。その前に建玉調整が進展し、総取組高が減少しています。

日付 9限値段   出来高   9限建玉 12限建玉 3限建玉 5限建玉  総取組高

07/08 4.3500
07/07
 4.4375  507,524  639,662 741,449 163,161  42,008 1711,613
07/06
 4.3825  516,046  641,119 740,025 164,773  43,993 1714,836

07/03 Independence Day
07/02
 4.2300  360,243  645,467 743,073 164,669  43,664 1720,522
07/01
 4.2275  373,904  651,627 744,487 164,225  42,348 1726,220
06/30
 4.1675  683,328  648,651 753,621 163,884  42,033 1732,038
06/29
 4.1025  645,704  661,937 750,707 164,540  39,453 1745,142

06/26 4.2175  791,175  662,276 751,202 160,263  38,022 1800,765
06/25
 4.2425  707,389  666,808 744,946 162,511  38,140 1904,789
06/24
 4.1575  519,539  645,979 732,596 160,366  37,595 1910,212
06/23
 4.1775  572,340  636,199 726,362 159,296  37,538 1921,004
06/22
 4.1975  554,597  633,407 718,284 160,424  36,455 1936,196

06/19 Juneteenth National Independence Day
06/18
 4.2525  503,196  623,052 704,544 160,596  34,918 1943,669
06/17
 4.2950  587,241  619,183 703,436 157,025  33,312 1960,357
06/16
 4.2250  742,466  609,260 684,477 154,804  32,589 1958,771
06/15
 4.2275  532,793  582,347 671,331 153,006  30,530 1946,842

06/12 4.2075  538,072  568,326 655,100 145,888  31,113 1925,981
06/11
 4.2000  766,257  559,520 645,926 135,725  31,342 1920,170
06/10
 4.2775  613,879  527,302 633,586 132,626  31,232 1911,454
06/09
 4.2750  676,650  493,313 630,203 131,315  30,352 1911,454
06/08
 4.2750  652,786  458,810 621,519 129,024  28,342 1893,476


●日本経済新聞
本日77日(火)の「日本経済新聞」3面に大見出しで「原油価格に先安観」
OPECプラス増産/ホルムズ海峡通航再開」「中国の需要回復鈍く」という記事。
リード「原油価格にさらなる下押し圧力がかかる。ホルムズ海峡の実質封鎖で滞っていた中東からの供給が回復する中、石油輸出国機構(OPEC)プラスは増産を決めた。中国を中心に需要が鈍く、市場では先安観が浮上している。」、記事では「市場の目線はすでに2026年後半から27年にかけての供給過剰予測に向かっている。有志国による自主減産は9月にも終了する可能性があり、供給が増えやすい。」

物事の始まりと終わりについて
ここで「日本経済新聞」を取り上げたのは、物事の始まりと終わりを考えるためです。
つまり、「日本経済新聞」のサラリーマンが、ここに来て豊富な材料を手掛かりに「
先安観」の記事を書くことができるようになった意味をハッキリとらえておく必要がある。

当社は「日本経済新聞」を先行指標ではなく、周回遅れの遅行指標にしています。

中東原油のスポット価格は、319日高値から「100ドル」下げた。
相場が「100ドル」下げると、あたりいちめん「弱材料」です。
検索すれば、それを理由づける「材料」はいっぱい手に入る。

しかし、相場が「100ドル」下げたあとに、そこらに出回っている「弱材料」をつなぎ合わせて「市場では先安観が浮上している」などと主張し、将来の推定の基準」にするのは愚行です。今朝の「日本経済新聞」3面「原油に先安感」の記事はそういうものです。

「日本経済新聞」が大見出しで「原油価格に先安観」と書いても、すでに「100ドル」下げたあとにここからさらに下げが始まるわけではない。その佳境は過ぎている。サラリーマンが「弱材料」を集めて理路整然とした作文を仕上げたとき、それは終わっている可能性が高い。当社は、物事の始まりと終わり、タイミングを示唆していると考えます。

原油の価格形成は6月16日以降、7月相場で順ザヤに変化しているからです。

原油相場の順ザヤ
中東原油のスポット価格は6月相場で、ICEブレント原油に対してディスカウントを拡大して下落した。それだけでなく、616日からはプラッツ・ドバイ原油の価格形成が順ザヤに転換した。
7
月の月替わりからは、ICEブレント原油も順ザヤになった。

価格形成のパターンが変化しているとき、市場も変化している可能性が高い。
市場が変化しているとき、先行きの利益の確保が不透明になり、石油会社の思惑も極限にまで振れる。サウジアラムコの8月ターム「調整項」の予想以上の引き下げもそれを反映している。

ところが、今朝の「日本経済新聞」3面「原油価格に先安観」には順ザヤの言及がない。

「日本経済新聞」は、相場が下げたあとの弱材料を集めて「先安観が浮上している」と主張する。「市場の目線はすでに2026年後半から27年にかけての供給過剰予測に向かっている。有志国による自主減産は9月にも終了する可能性があり、供給が増えやすい。」と弱人気を煽る。

現在の7月相場で2026年後半から27年にかけての供給過剰予測」が焦点になっているなら、価格形成の段差は先限にあるはずだが、実際はその逆のことが起きている。616日~77日に至る原油相場における重要な変化は順ザヤです。

このかん「価格形成の構造とパターンの変化」は期近にある。
段差は1番限、2番限、3番限にあり、期近が安い順ザヤへの転換です。

「日本経済新聞」は、6月16日以降の「価格形成の構想とパターンの変化」について分析がなく、順ザヤ化に関する言及がない。「日本経済新聞」の周回遅れの作文が、社会的にどのような役割を演じる結果になるのか、考えてみるべきだと思う。

ICEブレント原油先物 202676日(月)
限月       始値   高値   安値  帳入値  終値   前日比
09月限 2026  71.90  72.61  71.02  71.99  72.01  +0.07
10
月限 2026  72.11  72.78  71.34  72.24  72.27  +0.13
11
月限 2026  72.24  72.83  71.51  72.40  72.41  +0.15
12
月限 2026  72.15  72.80  71.58  72.48  72.47  +0.25
01
月限 2027  72.00  72.66  71.53  72.45  72.50  +0.40
02
月限 2027  71.69  72.48  71.39  72.34  72.38  +0.47
03
月限 2027  71.50  72.30  71.23  72.18  72.22  +0.50

●プラッツドバイ原油(CMEのデータ)
CMEのデータを記します。
GMEオマーン原油マーカープライス

東京時間午後530分((GMT 08:30)のGMEマーカープライスです。

●当社の立場と意見

現在は、ドバイ原油もブレント原油も、期近が安い順ザヤです。
ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」にサポートがある。
ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」レンジを展望しています。

当社は、ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」のサポートを確かめています。
このサポートを確認したあと、ブレント原油9月限「71.5579.70ドル」を展望します。

ここのサポートを確認すれば、ドバイ原油はブレント原油との価格差を詰めて、反発すると考えています。

価格形成のパターンが「順ザヤ」に移行したことについて
一般的に言って、価格形成のパターンが変化するとき、市場も変化している。
市場が変化するとき、石油会社の競争もあたらしい局面に移り、利益確保が焦点になる。
市場が変化しているときは、先行きの利益の確保が不透明になり、思惑が極限にまで振れる。
今朝のサウジアラムコの8月ターム「調整項」引き下げも、それを反映している。

今は変化しているときです。
毎日、確かめながら行くしかないと考えています。
ブレント原油が「1ドル」動くとき、ドバイ原油は価格差の伸縮で「3ドル」動く場合がある。

当社「日報」は、ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」にサポートがあると考えて、7月相場で「71.5579.70ドル」を展望しています。


(ⅰ)20268月タームは、想像以上の、かつてない引き下げになった。
(ⅱ)サウジアラムコのアジア向け8月調整項は「陰の極」に見える。
(ⅲ)当社は、ブレント原油9月限「70.7671.55ドル」にサポートがあると考えて、7月相場で「71.5579.70ドル」を展望しています。

202676日(月)通知
アジア向け調整項
サウジ原油のアジア向け本船渡し価格(FOB)は「ドバイ原油およびオマーン原油の1カ月間の平均値」に対する「各油種の調整項」で表示される。
油種         5月積み    6月積み    7月積み    8月積み    前月比
スーパーライト  21.15ドル 17.15ドル 11.15ドル  0.15ドル  -11.00ドル安
エキストラライト 20.00ドル 16.00ドル 10.00ドル  1.00ドル  -11.00ドル安
ライト      19.50ドル 15.50ドル  9.50ドル  1.50ドル  -11.00ドル安
ミディアム    17.75ドル 13.75ドル  7.75ドル  3.25ドル  -11.00ドル安
ヘビー       16.40ドル 12.40ドル  6.40ドル  4.60ドル  -11.00ドル安

西ヨーロッパ向け調整項
サウジ原油の北西ヨーロッパ向けは「ブレント原油(ICE)」に対する調整項で表示される。
油種         5月積み    6月積み    7月積み    8月積み    前月比
エキストラライト 29.45ドル 27.45ドル 17.45ドル  2.45ドル  -15.00ドル安
ライト      27.85ドル 25.85ドル 15.85ドル  0.85ドル  -15.00ドル安
ミディアム    27.05ドル 25.05ドル 15.05ドル  0.05ドル  -15.00ドル安
ヘビー      24.65ドル 22.65ドル 12.65ドル  2.35ドル  -15.00ドル安

米国向け調整項
米国向けは「ASCI」(米メキシコ湾岸地域で取引されるマーズ、ポセイドンおよびサザン・グリーンキャニオン原油の平均値)に対する調整項で表示される。
油種         5月積み    6月積み    7月積み    8月積み    前月比
エキストラライト 15.95ドル 15.95ドル 13.95ドル  5.95ドル  -8.00ドル安
ライト      14.60ドル 14.60ドル 12.60ドル  4.60ドル  -8.00ドル安
ミディアム    13.40ドル 13.40ドル 11.40ドル  3.40ドル  -8.00ドル安
ヘビー      12.65ドル 12.65ドル 10.65ドル  2.65ドル  -8.00ドル安


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